365日、OPEN
もと「デュヌラルテ」の杉窪章匡さんが2013年12月12日、代々木八幡に新しいスタイルのベーカリーをオープン。
杉窪さんのお話を伺っていると、しなやかな思考回路と固い信念、そして潔よさを感じる。
「これはこういうもの」という一般論でものづくりをしていない。今まで培ってきた理論を頼りに創り出す。
おそらく彼は常に、素材や工程に対して「それは本当に必要か?」というようなシンプルな問いを投げかけて、新しいパンと対峙している。
だからあんなにおもしろいパンが生まれるのだと思う。
おもしろいといっても、キワモノではまったくない。
不易流行。脈々と続く伝統のその先の、ひとつのかたちだ。