人と人、人と言葉の繋がりについて
年末、All Aboutベストパンの記事を書いている時、数年前に仕事をご一緒したひとから、メッセージが入った。数年前のその仕事は、拙著『日々のパン手帖~パンを愉しむsomething good』(メディアファクトリー)を読んだそのひとが声をかけてくださった、わたしにとって本当に大きなプロジェクトだった。
今回もわたしが以前書いた記事で、シニフィアン・シニフィエの志賀勝栄さんの故郷が新潟県十日町市で、町おこしのお手伝いとして米粉パンをつくられていることを知り、自分は今、十日町で地元産の米粉を使った食品の工場建設に携わっているので、何か一緒にできないかと思うというお話。
年があけてすぐに、わたしはそのひとと志賀さんと、シニフィアン・シニフィエにいた。この話がどのように進むか現時点ではわからないけれど今日、彼は志賀さんと新潟にいる。
今年最初の、縁結び。信頼しているひととひととが結びついて一緒になにかいいものをつくることができたら、素敵だ。
志賀勝栄さんは、わたしが初心に帰る時、いつもそこにいる人のひとりだ。
いつも、感謝している。
All AboutのHuman dept.に取り上げてにらった時の記事を読み返し、気持ちを新たに。
この文章が誰かの、何かいいことのきっかけとなりますように。
今日も、その気持ちでいく。