ルーエプラッツ・ツオップにて
朝日カルチャーセンターの講座「美味しいパン屋さんめぐり」。
前回は有楽町のセントルへ、今回は松戸のツオップへ。
2階のカフェ、ルーエプラッツ・ツオップで店長の伊原さんにパンのお話を伺いながらライ麦パンをはじめとする食事パンと、それに合う料理を愉しむ、という内容。
日本にあるさまざまなパンの上質な縮図のような300数種類の中から、買ってそのままかじって即食事、になるわけではないもの、スライスしたり、何かとあわせて食べるほうがおいしいもの。名前がドイツっぽくて、見た目は質実剛健で、どんな味がするのか、なれるまで想像しにくいもの。大きなかたまりから切り分けて買うのがおいしく、普段ちょっとテイスティングする機会がないもの。それを、いろいろに味わっていただく。
パンの食べかたにとくに決まりはない。
どれとどれを合わせて食べないといけないということはないので、してみたいようにする、トライあるのみ。食べかたを学ぶ、というより、未知の味を体験していただく機会と思っている。そして感じたこと、おいしかった理由を、即、説明してあげられる場。
メニューが素敵だったので記しておく。
ウエルカムドリンク
ホットワインまたはホットレモネード
パン
ディンケルミッシュブロート
ゲズンド
セレアル
ヨーグルトライ
ベルリーナラントブロート
フォルコンブロート
Zopfバゲット
パンオフリュイ
クロワッサン
(最後の二つは、ツオップのその他のパンの試食として。
このほか、新作のパンオノアも登場)
メイン料理
ポテ(塩豚のスープ)と野菜料理(ショウガとにんじんのソテー
根セロリ、ポテトサラダ)の盛り合わせ
飲みもの(食事の途中にもソフトドリンクのサービス)
フィキシング
豚のリエット
はちみつバター
黒糖ラムバター
デザート
自家製のビスコッティ入りティラミス
飲みもの
以上。(やはり、オオバンブルマイ)
前回も今回も、食事を受講者の皆さまと一緒にとるよう言っていただいていますが、なかなか、座って食事をするタイミングがつかめず、いつも時間いっぱい立ったままお話をしてしまい、お店の方にも、いつも本当にお世話になっています。
セントルで西川さんと牛尾さん。ツオップで伊原夫妻。
2時間ちかく食事をしながら、このひとたちのお話を聞くことができる。
朝日カルチャー講座の、スペシャルランチ。
わたしはつくづく、Bread+something goodのなかの、+のところにいるのだな、と思います。皆さまに、感謝しています。
そんなわけで、終わってから、座って、
申しわけないことにまた冷めてしまったスープを温め直していただいてひと息。
冬のスープはうれしい。
大勢で一度に同じものを食べることになり、数が足りなくなったスープボウルをオランダから、店長夫人のりえさんがわざわざ取り寄せてくださった。下に敷いてあるのは、りえさんのお母さまのお手製。温かさが、からだにしみ渡っていきました。
そして帰りに買ったパン。ハード系は紙袋にいれて、保存用の袋もすべてにきちっと入っている。おもてなし、という言葉が浮かぶ。
さて、3月8日のイベント申し込みは明日からです。
ツオップのパンとなにかいいもの、についてもただ今、準備中です。