リテイルベーカリーの今まで(2000~)とこれから

京都の木下商店さんの100周年記念セミナーで、基調講演「2000~2017年におけるベーカリートレンドと生活者の変遷」とパネルディスカッションで登壇させていただきました。

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17年分の写真や記事を掘り起こしての準備中、懐かしさのあまり何度も手が止まりました。いつのまにか17年です。自らの仕事を振り返るよい機会にもなりました。おいしさの向こう側に素晴らしいひとの仕事があり、おいしいパンに物語があるのは変わらないことだけれど、パンや店の在り方は変わり、多様化しました。私たちには今、たくさんの選択肢があります。「今日の私のベストパンをさて、どんなお店に一票投じるか?」All Aboutではこれからもそんな、こだわり消費のためのトピックスをこの情報化時代の読者に提供していくのだと思います。このますます多様化する世界の中で。そして私個人はやはり、日々のパンの本質的な小確幸について、Bread+something goodをテーマに書いていくのだと思います。

 

たくさんの(100人ほど来られた)ひとまえでお話をするのはいつまでたっても慣れないもので、ちょっと長くなってしまい申し訳なかったです。ご一緒していただいたル・プチメックの西山逸成さん、ブラフベーカリーの栄徳剛さん、THINK GREEN PRODUCEの関口正人さん、このような場にお声掛けくださった木下商店さん、日清製粉さん、ありがとうございました。

 

そしてお越しいただいた皆さまに、感謝しております。
ありがとうございました。