【Today's Toast 7】シュガートースト・バラエティ

バタートーストに、砂糖をさらさらさら。甘いものを欲する朝、いつもある材料で簡単にできる、シンプルなシュガートースト。
砂糖をのせてからトースターに入れれば、砂糖とバターの、溶けて合わさり、再び固まったカリリとした食感がうれしいのです。

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ラニュー糖は透明感のある甘味。果物をすっきりと煮る時にはいいけれど、時間をかけて発酵をとって、ほどよく焼けたパンには、頼りないかもしれない。
きび砂糖は食欲をそそる甘い香り。素朴でコクがある。我が家の台所の定番で、和食にも用います。
すこし高価なメープルシュガーは、さらりとした口あたり、でも、深い冬の光を感じさせる香り。香料には出せないおいしさです。
黒糖は濃厚で、どことなく懐かしい甘味。かたまりを砕いて使わないとならないのが面倒だけれども、パウダー状のものもあります。

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砂糖は砂糖でもいろいろあって、使い分けると楽しいものです。
さらに粉末状のシナモンやジンジャーをプラスすれば、朝のバタートーストのコーディネーションはひろがっていきます。
最近では黒糖ジンジャーパウダーのように、最初からミックスされたものもあります。
これは、ショウガ好きにはたまらない。甘味の中の辛味がやみつきになります。

家でつくる甘いトーストのよさは、天然の香りや甘味の塩梅を、気分や体調に合わせて調整できること。
パンの種類も厚さも焼き方も、お好み次第というところです。

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