2007-06-06 空豆 All About日記 『日々のパン手帖』の仕事をしていた冬のさなかに、空豆をさがし求めた。冷凍のを使えばいいものをどうしても生の空豆がほしかった。ようやく手に入れたそれは日本列島の南端のもの。やわらかく新しい緑の味がした。前の本のときは真夏で、リンゴだった。撮影用でも、ほんとうにおいしくないと駄目というルールを自分に課していたからそれはおもてに出ることはなかった。空豆の季節が終わる。そろそろ食べおさめ。もうじき枝豆の季節が始まる。