2009-01-01から1ヶ月間の記事一覧

1日限定復活『パンの会』

日本パンアドバイザー協会主催、 愛パン家で有名な渡邉政子さんによる 一日限定復活『パンの会』のイベントに 取材に行きました。 パンの会は渡邉さんが1993年から 2005年まで主宰したパンが大好きな人たちの会。 作り手であるパン屋さんと、生活者の架け橋…

それは野菜みたいに

箱を開けると、カフェラテブラウンの パンのかたまりがいくつか、畑で採れたての、 おおきな野菜みたいな顔をして、ごろりごろりと おさまっていて、職人さんのメモが一枚ついていた。 わたしが好きそうなパンがある、と あるかたから教えていただいて、取寄…

日々のパンに想うこと

先日ある打合せでお会いした方が 付箋のついた『日々のパン手帖』を 手にされていた。 以前もas leafのテストキッチンで そんなことがあってドキドキとした。 今度はイベントで、使うかもしれない。 役に立ってくれるなら、嬉しい。 誰でも簡単につくれる パ…

日曜の散歩の後で

冬は太陽の位置が低いからか、晴れた朝は窓からの日差しが強い。 朝食のテーブルがくっきりとした陰影で浮かびあがる。 日曜はパンを持って犬たちと川べりを歩いた。 先日のメールマガジンに書いたような 梅と鶯(それともメジロ)にも出合う。 外にもあざや…

縁とシードルのパン

どんなに大変なことにも(楽しいことにも) かならず終わりがある(楽しいときは考えたくないけれど)。 ようやくひと息つく週末です。 なんとなくしずかだなと思って見あげると 雪がちらほら舞っていました。 欲しかったものが売り出されていたのですが 出…

favorable impression

「印象に残ったパン2008 9月~12月」 最終回をAll AboutでUPしました。 このシリーズで紹介したパンは おいしかった、という前提があるけれど 印象に残る要素はいろいろで そのパンを取り巻く人たちとの会話の端々 交わした言葉のひとつかもしれないし 味か…

チクテのほっとするパン。いいものをつくるひとの空気。

いくつかの仕事が重なって、一日があっというまに 過ぎていきます。それは、ありがたいこと。 こんなときほど、ていねいな仕事を心がけたいと思います。 先日、撮影の休み時間に食べたチクテのはちみつカンパーニュ にはブルーベリーが入っていました。なに…

再開したブノワで

日曜の夜、青山のブノワへ出かけました。 昨年、母体となる会社の民事再生法の適用申請による 突然の閉店で、もうあの空間はなくなってしまうのかと 心配をしていました。 料理人は別のところでも腕がふるえるに違いないけれど 19Cの木製の模型のエッフェル…

パン60個とお味噌汁の関係?

雑誌のパン特集の仕事に携わっています。 今回はパン屋さんを決めるところから始まって お取り寄せの手配や撮影ディレクション、 試食と対談など、あれこれお手伝いに参加しています。 普段は自給自足。たいていは自分ひとりでしなくては ならないことを、雑…

いつでもスープ

小分けにして冷凍しておいたスープは 野菜の繊維がほどよくほどけて 白花豆もホクホクとジャガイモのように崩れて 冬のお昼に嬉しいごちそうとなりました。 おいしいライ麦パンを添えて。

映画館で食べるのにいいパン

先日、商品開発のブレストミーティングで 考えたこともないアイデアに触れたので びっくりした頭がお正月モードから目覚めました。 ここ数日は持ち帰った宿題を思案中。 おいしいものはおいしい。 食べる人にとっては、シンプルなこと。 つくる人にとっても…

ふくふくあんぱん

本当は「福あんぱん」、という名前なのだけれど なんとなく、ふくふくあんぱん、と思ってしまう。 ふくふくした気持ちになるから。 ZOPFの福あんぱんの、花びらの間から覗く 薄墨色のこし餡の、あっさりと雅やかな味わいが、 とても好きです。 これは、小豆…

トマトと白花豆のグラタン

お正月用に買った丹波の黒豆の袋に書いてあったのは 味のついた熱い汁に、豆をいきなり漬けてまずは数時間置く というやりかたでした。洗っただけの、硬いままを。 膨張率が大きいので、水に漬けて戻すと皮が破けてしまう と書いてありました。 書いてあるレ…

シニフィアン・シニフィエ、志賀さんのインタビュー

昨年思いたって、スタートさせた仕事、 食のセンスある人たちに、パンの愉しみやパンに関わる印象的な 出来事や、幸せな記憶について聞き書きするインタビューも 6人目になりました。 大森由紀子さん、淺野正己さん、パトリス・ジュリアンさん、 ジョゼフ・…

たま木亭~包まれるパンと心

ドライフルーツの入ったパン生地が膨らむときに フルーツが飛び出したところが焦げ、苦くなって しまうのを防ぐために、別のプレーンな生地で 包んで焼くやりかたがあることは知っていたけれど こんなにいろいろなものを包むことができるとは。 京都「たま木…

極上のスイートサンド、トロペジェンヌ

南仏の港町、サントロペ。 サントロペっ子、と言う意味のトロペジェンヌは ブリオッシュのカスタードクリームサンド。 ブリオッシュのおいしさは、なんといっても すっと溶けてしまうような食感にあると思う。 そんなトロペジェンヌを初めて食べたのは 飛騨…

寒いときには温かいの

熱(あつ) と指先を耳たぶに持っていったのは 昨日の中華饅頭。あやうく、きものの上に 落とすところでした。 ちぎると湯気が出るほど焼きたてのナンは 今日、いつものカフェで。 ちょっと甘いナンはチャイにも合う。 パンは焼きたての熱々はいただけないけ…

新年

あけましておめでとうございます。 いつもと変わらない大晦日 日付が変わる頃に外に出て 除夜の鐘に耳をすませながら 近くのお稲荷さんに初詣に行きました。 甘酒で温まりながら見あげると満天の星。 冷え込む夜は星がよく見えます。 いつもと変わらないお正…