2008-02-01から1ヶ月間の記事一覧

フランスでパンを学びたい人に研修のお知らせ

昨年2月と4月、アルザスからMOFパン職人ジョゼフ・ドルフェールさんが来日した時、フランスでパンを学びたいと思っている方にとっては願ってもない、素晴らしい計画について伺いました。アルザスでの1年間の製パン研修です。 日本とフランスのパン職人の友好…

スターバックスのポテトパン

スターバックスコーヒーのサンドイッチを取材しました。ポテト入りの生地を小さくまるめて四つ、一緒に焼き上げたパンを使ったツナメルトサンド。温かくて、やわらかくて、しみじみする。 週に2度は行くスターバックスで、それは、顔を合わせていながら話を…

バースデイケーキ

誕生日にアテスウェイのチョコレートケーキをいただきました。ここはお菓子屋さんですが、最近パンの種類が増えてきたようです。 昨年、パンレシピコンクールBread for Next Tableでお会いして以来、アテスウェイの川村英樹シェフの弟でパン職人の川村徹シェ…

ホットドッグ エリック・カイザースタイル

バゲットにハーブソーセージ。ソースはディジョンのマスタードと日本のケチャップ。シンプルで美味しいこのホットドッグはエリック・カイザースタイル、と名づけましょうか。 それは21日、日清製粉で開催されたエリック・カイザーさんの製パン講習会のランチ…

スプラウト

サンドイッチ作りの日々に膨大な数の素材たちと向き合ってパンにあわせるsomething goodをひとつひとつ比較検討して選んでいく中で興味深い食材との出合いもある。 気にいったのがマスタードスプラウト。ピリッとマスタードっぽい味が、ハムなどと合わせたら…

『日々のパン手帖』発のレシピ

テストキッチンで朝からサンドイッチの試作に立ち会うBread+something goodな日々が飛び石で続いている。 『日々のパン手帖』発のレシピのなかには商品化の航海に乗り出したものも。 航海、というよりマラソンみたいだ。同じ時と場所だけれど、ひとりひとり…

『おいしいサンドイッチ300種』と『挟むための剣術』

堀江敏幸さんの『バン・マリーへの手紙』という本の中で紹介されていた50年も前の古い本、『おいしいサンドイッチ300種』(榊叔子著)にものすごく興味が湧いたので図書館で探してもらって、ようやく手にした。ページを繰ると、懐かしの「バタ」や「メリケン…

ホームパーティの夜

久しぶりに家でパーティを開いて椅子が足りないくらい人が訪れた夜。何はともあれ、のチーズはフロマージュリーHISADAで調達。大好きなコンテ、そしてブリー・ド・モー、めずらしいゴルゴンゾーラとマスカルポーネのしましまチーズ。これにクルミとハチミツ…

ホワイトオニオンと白いんげん豆

先日取材したパン職人さんは、毎日八百屋さんに行くという。わたしも、よく行く八百屋さんが何軒かあって時間さえあれば出かけていって、旬を知ったりめずらしい野菜のつかいかた、果物の味を教えてもらったりする。 白いたまねぎは生食用に良いようだけれど…

キャラメルミルクペースト

キャラメルをもう少し、もう少し、と思って焦がしていたら、狙い通りビターテイストのペーストになりました。ほんとうは、あと少し量があるはずなのだけれど生クリームをあわせると、泡がみるみるふくらんで、鍋からあふれるのを止めることができなかったの…

ジャン=ポール・エヴァン、ふたつの味わいかた

酔狂としかいいようがないのだけれど2月のチョコレートショップに並びながらチョコレートを買うひとたちを眺めていました。 ジャン=ポール・エヴァンに行くと、必ず買うのはタブレット(板チョコ)。たまの贅沢なのに、ボンボンショコラよりタブレットを選…

パン屋さんで、根セロリのスープ

取材先のパン屋さんのカフェで大好物の根セロリのスープと出合いました。最初に食べたのは数年前の冬、大阪でのMOBAC SHOWで撮影のお手伝いをしたときに。あのときも白くクリーミーに仕立てたスープで、からだが芯から暖まりました。 根セロリの酢漬けは、普…

ラ・フーガス

梅ヶ丘からあきる野市に移転したラ・フーガスの記事をUPしました。 バゲットもデニッシュも、どれもおすすめしたいですが懐かしい感じのチョココロネも、ぜひ。 ラ・フーガス

ライ麦パン+something goodの素敵な本

ZOPFのおかげで、ライ麦パンが好きになったという声をよく聞きます。 ライ麦パンが体にいいから、とか特別な料理の日だからとかいうことではなく日常気軽に楽しめるパンだということを美味しいパンを焼いて、何かいいもの(ZOPFではFixingといいます)と一緒…

いつも変わらずそこに在る店

数年かけて取材が実現するということが最近よくあります。 あらためまして、はじめまして、と新鮮な気持ちで訪れたパン屋さんで何か発見するときの面白さ……。 ニューオープンのワクワクとはまた違った時を経て生まれる何かいいものを言葉にしたいと思ってい…

コイヌとチョココロネ

12月は食パン、1月はバゲットのおもちゃをこのブログでご紹介しました。 2月はチョココロネ。どれも豆頬髭犬たちのお気に入りです。 仔犬が家族に仲間入りしてから、にわかにおかしな収集癖がついてしまったような……。 落ち着きなさすぎで連写してもブレてし…

うますぎないうまいもの

パンのおいしさについての覚書。 数年前。最高のパンをそろえて、何かとてもいいものと合わせて最高の状態で食べていただこう!という「ベストパンを愉しむ美味しいイベント」を、開催しました。 その中で一番人気のあったパンは意外にも、最もプレーンな、…

テストキッチンでパン手帖に感動

テストキッチンでサンドイッチ開発の現場に立会いました。テーブルの上、食材の陰、あちこちにわたしの書いたパンと食材のメモのコピーが、そして付箋のついた『日々のパン手帖』が置かれているのをみつけて、いろいろな想い、感謝の気持ちが波のように押し…

フランスから日本にパンを伝えた職人のひとり

今から40年ほど前。フランスパンというものが日本のパン屋さんに伝わり広く一般の人たちがそれを買って愉しめるようになったのはフランス国立製パン学校の教授、レイモン・カルヴェルさんと、助手として来日したフランスのパン職人さんたち、それを受け継い…