2009-04-01から1ヶ月間の記事一覧

パン職人の仕事、バリスタの仕事

先日神宮前にオープンしたばかりの「パンとエスプレッソと」の取材。 パン職人の仕事、バリスタの仕事に気持ちが向かっていく。 プロだから、おいしいのはあたりまえ、と思っている。 おいしさの向こう側にどんなひとがいて、どんなふうに ものづくりをして…

こどもの日

こどもの日にはまだ数日あるけれど、甥のひなた君の顔を見に、実家へ。 彼は元気にすくすく育っていた。 こどもの笑顔は100%嘘がないところが、ほんとうに素敵だと思う。 笑いたくないけれど笑う、ということはないものね。 母が七五三の時のきものを出して…

若手パン職人アルザス研修参加者募集

フランス国家認定の最優秀職人、ジョゼフ・ドルフェールさんが今年も日本の若手パン職人を対象に、アルザス研修を企画されました。 昨年は残念ながら定員に満たず中止となりましたが、今回は4ヶ月の短期間となっています。 日本フランスパン友の会、仁瓶さん…

ル・プチメック東京、緑のプチメック。

1998年に京都にオープンしたル・プチメックは赤をテーマカラーとし フランス人を懐かしい気持ちにさせるビストロのような雰囲気で たくさんの人たちを魅了してきました。 一昨年同じく京都にオープンした2号店は、黒を基調にしたシックで モダンなパティスリ…

贅沢な夏みかんのコンポート

近くに住んでいるかたから、自家製の 夏みかんのマーマレードをいただいた。 苦味がなく、贅沢なオレンジのコンポート といった味わい。 マーマレードはイギリスパンにとてもよく合う。 散歩のとき、生垣越しに柚子をもいでもらった こともあるので、素材は…

えんツコ堂製パン。えんつこというその響き。

2月頃、このブログでちょっと書いた 西荻窪の「えんツコ堂製パン」を取材。 店名の「えんツコ」は、この店を訪れるお客さま からの質問ナンバーワンと思われる。 「えんつこ」とは、畑仕事などの際に、赤ちゃんを 入れておくバスケット、嬰児籠(えいじかご…

パンに季節を感じるとき

いつものナンがいつもよりのびのびと感じられて、 薄いところも厚いところもひとつながりにおいしくて 何かいい勢いみたいなものを感じた。 その帰りに立ち寄ったパン屋さんで、 いつも買う食パンをスライスしたら、 いつもより大きめの穴がいくつも現れた。…

朝の駅で

as leafの朝食用のパンが、ほぼ完成しました。 毎週、テストキッチンで +something good -something no good を繰り返していました。 初夏の頃までには店頭に並ぶ予定です。 オフィスのデスクで、それとも公園のベンチで。 駅で買う朝食が、ちょっと楽しくな…

無事

父に続いて義父の手術も無事終了。 最近よく母とメールする。 病院や仕事先で、無事の連絡をするのに 携帯のメールはなんて便利なんだろう。 なんて今頃そんなこと、と笑われてしまいそうだけれど 携帯で普通にメールできるようになったのは、本当に 最近の…

春の朝のオリーブオイル

豆頬髭犬たちを散歩させていると 自転車に乗った親子が「桜のトンネルだねぇ」と うれしそうに話しながら走り去っていった。 走る犬たちの足元に起こる小さな桜吹雪 ならぬ桜飛沫(さくらしぶき)の様子も面白くて ずいぶん走った。 最近また、パンにオリー…

日本の桜

桜が満開です。 大きな公園は満員です。 進路変更して、住宅街へ。 誰もいないところで 静かに咲き乱れている 桜に、見惚れました。 日本の桜を異国の地で 同じように咲かせることはできない。 逆も、また。 その国にはその国の風土があって 脈々と続いてき…

とびっきりおいしいパンを食べよう!

エル・ア・ターブル誌5月号のパン特集に取材協力しました。 表紙に大きく「いま食べたい!最新のパン」 と思ったら、「パン」ではなくて「パリ」でした。 パンは第2特集。「とびっきりおいしいパンを食べよう!」 職人さんにきちっとスポットがあたっていて …

鎧塚俊彦さんインタビュー

ミッドタウンのToshi Yoroizukaで 鎧塚俊彦さんにインタビュー。 パンの愉しみかた、パンに関わる印象的な出来事や、 幸せな記憶について聞き書きする企画で、 これでようやく8人目になりました。 彼らの言葉を文章にするときには、無心になります。 無心と…

麦兵衛

かつてピッツァ職人だった彼は、カイザーさんのパンが好きだった。 そして彼はイタリアでもフランスでもない、日本のパン屋さんになったのです。 パン屋さんになるのに、決まった道などないのだと思います。 人それぞれの、いろいろなルート。それはとても、…

A small,good thing

父が大動脈瘤の手術を受けた。 父のことは担当医にゆだねていたので ずっとそばについている母のために 差し入れのお稲荷さんをつくって行った。 (パンじゃなかったけれど) つくりながら、レイモンド・カーヴァーの 『ささやかだけれど、役にたつこと』を …