2010-02-01から1ヶ月間の記事一覧

マグロのタルタル スモークの香り

ケーキのように仕立てたマグロのタルタルの上に 春らしく、花びらが散っていました。 薄くスライスしたバゲットに合う料理です。 URMS(牛場リスクマネジメントサロン)に出席。 講演のテーマは、We Japanese、第2回目。 日本人の、外国文化を積極的に取り入れ…

タルティーヌのルール

フチまでたっぷり、のせよう。 メニューアドバイスの仕事でいつも言うことの ベスト3に入ると思う。 何か上にのせる、タルティーヌ的なパンは フチのところまでたっぷり、がルール。 そのほうが、食べたとき、うれしいから。 誰でも、家で作れば自然にそうな…

モンディアル・デュ・パン 製パン講習会

来日中のMOF、Dominique Planchotさん、Thierry Meunierさんの 製パン講習会のひとつを取材しました。 MOFとは、Meilleur Ouvrier de France(フランス国家最優秀職人) の略で、重要無形文化財級の技術を持つ職人に与えられる称号です。 手前:Planchotさん…

モンディアル・デュ・パン関連イベント@HOTERES JAPAN

2011年1月、リヨンのシラ国際外食産業見本市で開催される コンクール、第3回モンディアル・デュ・パン日本代表 二次選考会がHOTERES JAPANのステージで行われました。 同時に、MOFのDominique Planchotさん、Thierry Meunierさんの 製パン実演と、人気シェフ…

NYの夢とパン

今朝、NYの夢をみた。 雪が降り積もる通りを、アパートの窓から見下ろしていた。 起きたら晴れていて、NYではなかった。 なんとなく気もそぞろになっていたところへ 現実の世界から、すばらしいパンが届いた。 質感も香りも柔ではなく、しっかりとしていて …

ミカンのハチミツをしみじみ

BAKERY SUGI-NO-KIの記事を読んでいたひとが言う。 「バターをしみじみにして食べるとおいしい」って そういう表現があるんだね。 いい表現だと思わない? たいていの場合、わたしは「バターをしみじみに」はしない。 つめたいバターを、口中の温度で溶かす…

生野菜のタルティーヌ

昨日は雪が降って、凍えていたのに 今日はトマトのつめたさをおいしいと思う。 野菜が好きだけれど、冬の間はほとんど 生野菜を食べない。 食べたくなると、もう春なんだと感じる。 ふんわりしたクッションのような 紀ノ国屋の、ピタパンを半割りにして焼き…

BAKERY SUGI-NO-KI

先日書いた かわいいパン屋さん、 BAKERY SUGI-NO-KIの記事をAll AboutにUPしました。 Baguette "BIO" BAKERY SUGI-NO-KI

FAVORITE WORKS、わたしの仕事

このメールマガジンが、皆さまの 何かいいことのきっかけになりますように。 いつも、メールマガジンの冒頭で、祈っている。 それは、メルマガに限らない。 わたしが書いたことが、それを読んだ誰かの 何かちょっといいことのきっかけになったら素敵 と、い…

ウェルカム!

NIPPNウェルカム!誌の取材で、鷺沼の「もあ小麦館」へ。 朝、店の前でカメラマンを待っていると、ベンチに小鳥がいるのを見つけた。 行ったり来たり、パン屑か何か、いいものを探しているのだった。 この小鳥の名前を知っている人は教えて下さい。 もあのパ…

カレー鍋の冒険

今年は寒い夜が多く、土鍋の出番が多い。 先日、カレー鍋なるものを初めて体険した。 おっかなびっくり。 白舞茸と、トマトを入れてみたら、正解だった。 おしまいにはチーズを入れたりして、なんだか とんでもない料理になってしまいそうなのだけれど それ…

これもまた、ヒーリングフード

今年の金柑は、半分は既に小鳥が食べてしまって 残っているのは小さいのだけなので、選んで使ってください と母が手紙に書いていた。 すぐに蜜煮にして母の分と妹の分、瓶詰めにして送り返すと、 忙しいのにありがとう、 あの金柑がイギリスのマーマレードに…

ヒーリングフード

伊勢丹のフードマガジン、ISETAN STYLE 2月号の特集は「ヒーリングフード」。 乾物や雑穀、野菜などを使った料理が紹介されている。 切干大根やひじき、麩や湯葉は、我が家のテーブルにも 時々並んでいる。 かつて、今からふた昔ほども前、そうした料理を習…

圏外へ

500ページ余りもある不思議な小説、 吉田篤弘『圏外へ』を読む。 携帯電話のことを「圏外探知器」と呼び、「圏外」は 「世間にも世俗にも世界にも追われることなく、しかし、 それでいながら、しっかりこの世の地図の上に現実に 立っている。この言い得て妙…

素を味わった夜と食道楽の夢

おいしいもの好きの友人が天ぷらを食べに行くというので 仲間にいれてもらった。カウンターに並んで次々に出てくる 海老、そら豆、慈姑(くわい)、ふきのとう、鱚(きす)、 白子、菜の花、穴子、蓮根、白魚、アスパラガス、牡蠣などは 薄衣を纏ってサクっ…

かわいいパン屋さん

誰もいないビルの谷間で道に迷い、 つめたい強風にあおられて、涙が出てきた。 ピカピカの携帯を取り出し、GPSを使う……でもなく 地図を見る……でもなく、ただ単純に電話する、 猫に小判、豚に真珠なわたし……。まだ慣れない。 ようやくたどり着いた先は、かわ…

新しい時代のセンスのあるパン屋さん

ロールパン・ラブのところで紹介したロールパンに パン・オ・ショコラのようなチョコレートを入れたチョコロール。 ありそうでなかった、こういう味が並ぶ。 どのパンもほんのちょっと新しいところがあり、どのパンを食べても ハズレのない安心感がある、そ…

フライパンでパンを焼く

ホットドッグのパンを背割りして、バターを塗って フライパンで焼くと、断面だけがカリっとして あとはふわっとしておいしい、と教えてくれたのは ル・スティル(VIRONなど究極においしいお店を数店舗 運営している会社)の西川さんだった。 フライパンのお…

みんなのぱんやの食パンとクリームパン

サンドイッチは当日焼かれたパンで作ると断然おいしい。 前日に焼かれたパンが作りやすいとよく言われているのは、 焼きたてのパンはあら熱を取ってからでないときれいに スライスすることができないし、指の跡がつきやすいからだ。 当日焼いたパンをお昼前…

新しい世界

ふとしたきっかけで、携帯電話を新しくしました。 まるでカメラ。機能がよく、ブログにすぐ使えそうで便利、 Bread JournalもToday's Favoriteもこれからはサクサク 更新できる、と思ったのですが、その他の機能を含め、 まだ1割くらいしか理解できていない…

パン屋さんのためのセミナー案内

■その1 製パン講習会~MOF Dominique Planchotさん、Thierry Meunierさんを迎えて モンディアル・デュ・パン コンクール実行委員会について先日書きました。 2月23日のビッグサイトでの日本代表選手選考会を行う会場では、 楽しいイベントも企画されています…