2012-01-01から1年間の記事一覧
友人のユイさんがサンドイッチの本を出した。 ユイさんに初めて会ったのは、8年ほど前、東京と大阪で開かれた サンドイッチセミナーで、西川功晃さんのデモンストレーションの前座として 講演をさせていただいた時で、彼女はシェフの手伝いで来ていた。 それ…
All Aboutで読者が選ぶベストパン★2012 発表しました。 ベストパン★2012 結果発表
All About読者が選ぶ、年に一度の企画、ベストパン。 そもそも読者がどんなパン屋さんを好きなのか知りたいという個人的な興味から始まった企画で、その年に印象に残ったパン屋さんやいつも通うパン屋さん、好きなパン屋さんについて投票してもらうものです…
人気のパン屋さんのあのパンを家でも作ってみたい、と思うのは家でパンをつくる 多くの人が思うことで、それはレストランで出合った素敵な一皿に触発されて、 家庭の夕食で、その一皿を再現しようと試みたりする、その行為に似ている。 だから世の中には人気…
Boulangerie Sudoのシュトレンが素晴らしかった。須藤さんのシュトレンは独立前のお店の時以来でしたがセンスと技術をあらためて感じました。 シュトレンはたくさん食べるものではないし、わたしは毎年、自分の好きな感じのものがひとつでもあれば大満足なん…
2012年10月27日(土)14時~17時、夙川のameen's ovenにて開催されたイベント 「ことばの種、ふくらむパン そしてsomething good ~パンと詩のある風景を巡って」 の全記録を、補足の引用とともに公開しています。【1】【2】に続く、最終回です。 ●小山 ひと…
2012年10月27日(土)14時~17時、夙川のameen's ovenにて開催されたイベント 「ことばの種、ふくらむパン そしてsomething good ~パンと詩のある風景を巡って」 の全記録を、補足の引用とともに公開しています。続編です。 ●MIHOKO ミシマさん、この店って…
2012年10月27日(土)14時~17時、夙川のameen's ovenにて開催されたイベント 「ことばの種、ふくらむパン そしてsomething good ~パンと詩のある風景を巡って」 の全記録を、補足の引用とともに以下に公開します。 <ameen's oven ミシマ ショウジによる案…
第7回クインビーガーデンメープルスイーツコンテスト表彰式に出席しました。 今年の応募総数は222作品(菓子部門99、パン部門123)過去最高だったそうです。 菓子部門優勝 厚東宣洋さん(大阪あべの辻製菓専門学校) 「ロートンヌ デラブル メープルの秋」 か…
最近のAll Aboutの更新情報はFacebookページ清水美穂子【Bread Journal】にて お知らせしています。 Facebookページのほうが拡散している手ごたえとリアクションが感じられますし アップロードも簡単なので、日々の更新はFacebookページになっています。 最…
日本製粉東部技術センターにおいて行われたチーズセミナーに出席しました。 講師はポールボキューズのもとでメートルドテルを務めた後、MOFを取得、エルベ・モンスとリヨンにお店を構えるチーズ職人、エティエンヌ・ボワシーさん。 国内のチーズ消費量は20年…
Bread Journalを楽しみにしてくださっている皆さん、2週間あまりお休みしてしまってごめんなさい。 10月末の、夙川のameen's ovenでのパンと詩のイベント、続く大阪の新しいパン屋さんの取材、パングランプリ東京の表彰式、新宿にオープンしたサラベス、おと…
昨晩は辻調<新>塾にて、大正大学で人間科学の先生をされている澤口恵一さんのお話をお聞きしました。 日本におけるイタリア料理産業史、料理人の人生史、ゲストワーカーとしての日本人の地位、キャリアと独立開業についてなど。 国内での料理産業研究は皆…
先日からこのブログやBread Journalのfacebookページで告知していましたが、 10月27日にameen's ovenで開催される「ことばの種 ふくらむパン そして something good~パンと詩のある風景を巡って」でトークセッションをします。 当日の食事メニューも決まっ…
金沢の美術館で、そのタイトルに惹かれて手にした 秋田のフリーマガジン『のんびり』。 この、ちょっとシュールな表紙は合成写真ではないそうで、 100年以上の歴史ある花火大会を背景に、休耕田で撮影が行われたそうです。 写っているのは小野小町生誕の地の…
ここでは久しぶりの日々のパン、の写真。 きょうのランチはローズベーカリーのピタサンドと神戸屋のサンドイッチでした。 どちらもチキンと野菜のサンドイッチ。 ローズベーカリーはゴマのソース、神戸屋はたまり醤油。 野菜をはじめ、具がたっぷりのところ…
石川県のこだわりパングランプリの第一次審査会で金沢へ。 石川県産の食材を使用したご当地パンの数々を審査しました。 珠洲の塩、能登の豚、加賀蓮根、白山の米粉、大野醤油、五郎島金時、 輪島のあおさ、とうがらし、中島菜、金時草、金沢産ゆきちから(小…
10月10日は何も考えなくてもよいパンが焼ける日。 5月5日と10月10日は日本では、気温や湿度などがパンの最適環境になる時期なので、 そんなことを言ったりするそうです。 『パンのなぜ?に答えるパンづくりの科学』吉野精一著 (誠文堂新光社) を読みました…
西荻窪に10月13日、パンとワインと料理を楽しめる Bread+something good的に優れたお店がOPENします。 今はなきシュールムジュールの鎌田裕治さんのお店です。 あらためて記事にて詳細ご紹介します。
2012年10月27日、夙川のameen's ovenのカフェで、ameen's ovenのミシマショウジさんと、詩人の小山伸二さんと、トークイベントをします。(詳細は文末をご覧ください) わたしとameen's ovenのミシマさんとの出会いには、詩がありました。 これは『おいしい…
伊勢丹に先日オープンしたばかりのHATAKE CAFEで 野菜たっぷりのサンドイッチの昼食。 久しぶりにおいしいサンドイッチを食べました。 十数種類の野菜のサンドイッチも、 ベジバーガーとエビとアボカドの焼きサンドも パンと+something goodの量がほどよいバ…
パングランプリ東京2012の審査会でした。 今年は山型食パン21種、カレーパン26種、 夕食として食べる国内産小麦のパン21種を審査。 カレーパンがいつになく元気で、元気というのは 職人さんが苦悩していない、楽しんで作っている感が ひしひしと感じられて、…
『珈琲時間』2012年秋号にて、コラムを書かせていただきました。 「続々と誕生するベーカリーカフェ。その理由と旬のパン事情とは?」 よろしければ、ご覧ください。 ほんとうにいろいろな仕事をさせていただいています。 何が自分に向いていて、何をすれば…
先日、ミッシェル・トロワグロさんにインタビューを させていただいたこともあって、(順番が逆になってしまった けれど)、記念日のディナーをCuisine[s] Michel Troisgrosにて。 ここではパンのことを書きましょう。 わたしはおいしいパンと、ワインと、チ…
新鎌ケ谷に移転したpalaoaの記事を書きました。 パンを発酵させる、ゆったりとした時間が流れるお店。 取材の日が9月なのに入道雲が広がる真夏のようなお天気だったこと。 ココナツミルクの香りのマラサダドーナツを、その空の下で食べたこと。 職人、池口康…
キタノカオリ、はるきらり、春よ恋、ゆめちから、きたほなみ。 ある勉強会にて、自給率1%のパン用小麦粉の農場を営む前田茂雄さん (前田農産食品合資会社)に、小麦生産の現状をお伺いしました。 日本の気候や風土と麦の病気や農薬、品種改良、国の政策、 …
パンの文化研究者、舟田詠子さんから、講演会のお知らせです。 舟田さんからのメッセージ * ウィーンはすでに木の葉が色づき寂しい季節がはじまりました。 皆様はお元気で夏バテから回復しつついらっしゃる頃でしょうか。 10月初めに一時帰国する機会に、講…
2012年10月、日本上陸40周年を迎えるフォションの日本×フランスのマリアージュ的な新商品がフランス大使館で発表されました。 2008年にパリ本店でエクレアウィークエンドというフェアが始ってから、2日で5000本販売するなど、その美しく斬新なデザインのエク…
ハイアット リージェンシー 東京のキュイジーヌ[S] ミッシェル・トロワグロにて、トロワグロさんに「わたしの素敵なパン時間」(日清製粉 「創·食Club」、NKCレーダー、NKCレポートにて連載中)インタビュー。 ミシュラン三ツ星シェフの普段のパンとの関わり…
All Aboutの男性向けWebマガジン、For Mのパン好きの読者の皆さまに向けた特集にて、編集に関わりました。 決して甘いパンではございませんが、ゆっくり時間をかけて甘い恋、もとい、甘い濃い味わいを 愉しませてくれるパンなどを、ご紹介させていただきまし…
食のセンスある方々にパンの愉しみについて伺う『わたしの素敵なパン時間』 (日清製粉 「創·食Club」、NKCレーダー、NKCレポートにて連載中)第30回目は辻調理師専門学校校長、辻芳樹さんでした。 いつもは会員のみご覧いただける記事ですが、今回は全文をf…
やはり、ここを更新していないとどうも、しなければならないことを していないような気持になるようです。 いつも読んでくださっている皆さま、ありがとうございます。 Bread Journal Facebook ページ購読者数も1000人を超えました。 ありがとうございます。…
Bluemoon(月に二度目の満月)の翌朝。 Once in a bluemoonという英語の慣用句は 「とても稀なこと」を意味する。 Bluemoonより稀だったのは今朝の天気で 土砂降りの天気雨で目が覚めました。 熱帯のくにのスコールのような そして、ここは3階なのに、機上のひ…
ゴントラン シェリエの記事を公開しました。 ゴントラン シェリエ 東京【渋谷】 料理人的なアプローチのしかたでパンを創作する人は、日本人のパン職人さんのなかにはおられるけれども、パンの伝統ある国の職人さんでも、そういう人がいるということが新鮮な…
8月28日、渋谷駅前に「ゴントラン シェリエ東京」がOPENします。 きょうは、パリで人気のシェフ、ゴントラン シェリエさんを インタビューさせていただきました。 彼は日本にどんなパンをもたらす計画でしょうか。 知りたかったことをたくさん、質問してきま…
先日、アステリスクのIBIZAというケーキを食べました。 わたしの大好きなフランボワーズと、クレームブリュレと、 ルバーブと、マカロンがちいさなケーキの中にキュっと 詰まっていて、 ああ、好きなもののカタマリ! と思ったのでした。それをきょうも体験…
何度見てもいいなぁ、と思うのは、パン屋さんのオープンする 少し前、職人さんがテストベーキング、試し焼きを始める時です。 たいていバゲットやカンパーニュなど、副素材を使わないシンプルなパン だけを焼き続けるので、その様子がわたし個人の好みにも合…
「世の中にはパンがこれだけあるのに、パンに合うものがなかなかないと 思いませんか?パンと共に食べる何かがあって初めて、シンプルなパンが いきるんです」 のっけから、そんな話題になって、わたしが来たからそんな話を してくださったのかと思ってしま…
産業貿易センターで開催されたカネカ食品グループの展示会 「フードフェスタ2012」にて、山﨑豊さん、ツオップの伊原靖友さん、 オーベルニュの井上克哉さんによる、東日本復興支援チャリティー 講演会の司会進行役を務めました。 山﨑シェフらによるチャリ…
ドンクのブランドのひとつ、全国16店舗で展開する「ジョアン」で 9月5日から18日まで開催される「佐藤広樹の世界」フェアの 社内研修会にお伺いしました。 佐藤さんは1996年にクープ・デュ・モンドでチームリーダーとして 出場された、日本を代表するパン職…
朝食を二回、食べてしまった。 正確には、昼食に、朝のようなトーストを。 早朝から深夜まで忙しい一日。 自家製ジャムは、こんなときも 気持ちが寂しくならない。 混沌とした慌しい日常のなかで シンプルな食べものの持つ力。 夜にはちゃんと、食事をしよう…
東日本大震災復興支援チャリティー製パン講習会<4> 続きです。 今回の東日本大震災復興支援チャリティー講習会で実演された 職人さんとそのパンたちをご紹介します。 大西かおりさん くるくるかりかり セ・トレボンの大西かおりさんのパンのセンスは素晴ら…
7月25日、日本製粉株式会社東部技術センターにおいて 東日本大震災復興支援チャリティー製パン講習会が行なわれました。 山﨑豊さんらによるチャリティー講習会はこれで4回目。 講師は、山﨑豊さん、伊原靖友さん(ZOPF)、井上克哉さん(オーヴェルニュ)、…
BAGELの話題が続きますが、 B.ricchi bagels and moreが西麻布に移転、 B.ricchi Bagel&Barとしてリニューアルオープンしました。 レセプションパーティに伺った先は、マンションの2Fの一室。 ベーグルと、カフェではなくて、ベーグルとバー。夕方からのお店…
食のセンスある方々にパンの愉しみについて伺う『わたしの素敵なパン時間』 (日清製粉「創・食Club」、NKCレーダー、NKCレポートにて連載中)。 先日行なわれた30人目のインタビューは、辻調理師専門学校校長の辻芳樹さん でした。 毎回その人の思い出のパ…
明日の朝のためにと、昨晩は、杏を煮ながらPCに向かっておりました。 我が家は、仕事場もキッチンもダイニングもすべてひとつの空間なので 油断してしまうことが多々あります。 案の定、吹きこぼれてしまい、、、夜更けの拭き掃除。 今朝は杏ジャムでタルテ…
昨晩夜更かしをしたから、 朝につよいわたしでも、さすがに眠い朝。 涼しくて、いつまでも寝ていたい。 けれど、建築屋の朝は早い。 ねぼけまなこで、甘い朝食。 はちみつバターのミッシュ バゲットのチョコサンドに コーヒー。 それに大麦若葉のジュースと …
食に関わるジャーナリストや編集者、メディア人などの 勉強と交流の場、辻調塾で、ル・プチメックの西山さんと お話をさせていただきました。 話し手が一方的に高いところからものを言う場ではなくて、 聞き手は話し手とが同じ場所で、双方向に意見を交わせ…
お散歩パンしよう、というのが パン食系女子の合言葉なんだそうだ。 ごはんも麺もパンとおなじくらい好きだし 子供っぽいところが多分にあるにしても 半世紀近く生きているわたしは、女子というのも 憚られるので、パン食系女子ではないのだけれど 「お散歩…
この前は確か、プライスカードの文学案内、だった。 今回は空想ブーランジュリー。 パンラボの池田さんとル・プチメックの西山さんのイベントは、 パンの楽しみを伝える、新しい切り口を見せてくれる。 昨日、新宿のマルイで開催されたイベント、 ”「空想ブ…