2005-08-01から1ヶ月間の記事一覧

デジュネ@ブノワ

8月19日の日記に書いた青山のブノワのオープニングセレモニーに出席。今日は調度品だけではなくて料理も味わった。白ワインがとてもおいしかった。A&P De Villaineロマネコンティを作っている蔵元のワインだそう。マロレデュスという、聞きなれない名前のパ…

小さいけれど確かな幸せ

ある建築の見学に行く。脳の、使わなかった部分を刺激するようないい気分転換になった。二子で学生時代の先輩に遭遇。彼女は理系のひとで、情報工学を専攻していたので時々専門的な仕事をしている。生粋の「ニコタママダム」だけれども。昔から、苦しそうな…

人気パンの写真を200枚

来週の名古屋での某講演のためにパンの写真を整理する。いま、人気のあるパン、味やかたち、素材や製法200枚くらいの中から何枚分話すことができるだろう。写真はブランジュリタケウチの黒糖パン。

おいしいから食べてみて

食に対する感覚がしっかりしているひとに「おいしいから食べてみて」と言われるとおいしそうに思えるし、実際おいしいと感じる。そんなふうに、ほんとうのことを伝えればいいだけだと思う。食べものを売るときには。朝からある企画の打合せで某社の楽しい企…

セミドライトマトはどのくらい持ちますか?

セミドライトマトの賞味期限についていくつか質問のメールをいただいていたので返事を出しました。なかなかお返事できずにごめんなさい。他にも同じように思っている方がいらっしゃるかもしれないのでここに書いておきます。セミドライトマトはどのくらい持…

今夏のマンゴーブーム

今年はフレッシュマンゴーを使ったパン(とくにデニッシュ系のもの)をよく見かけた。でも、実際に食べたのはこれだけだったかも。もはやパンというより洋菓子の風貌。そして味の繊細さも、組み立ち方も。今日のピックアップ: 新しい記事に書きました。

日本のパンの歴史をつくる人々

まだ今のように情報も手段も多くなくて、パンのための環境がととのっていなかった時代、遠い国に渡り、パン屋に学び、ほんとうのパンの技術を持ち帰った人々のおかげで、わたしたちは日本で今、こんなにおいしいパンが食べられる。今日は近年の日本における…

ドンクが語る美味しいパン100の誕生物語

夜、虫の声がするようになった。窓をあけて風を入れてドンクの本を読む。今日のピックアップ: ドンクが語る美味しいパン100の誕生物語

アメリカンカフェテリアスタイル

アメリカの田舎の州立大学のカフェテリアは野菜があまりおいしくなかったから食事のたびに新鮮な野菜を夢見ていた。2005年の東京で、standard deli 渋谷神南店のピカピカの厨房でそのことを思い出していた。ここは野菜がおいしい。今は栗みたいな味のカボチ…

ジューシーなクロワッサン

マディのジュトゥーはシロップにつけたキウイが入ったさわやかな夏のヴィエノワズリ。ジュトゥーは英語で言うとジューシー。カフェマディに行く日は、どういうわけかいつも眩暈がするほど日差しの降り注ぐお天気。

アンデルセン、アラン・デュカスと提携

来月、青山にOPENするアラン・デュカス2店目のレストラン、BENOIT(ブノワ)に一足先にお邪魔して、オープン直前の様子を見学、シェフやマネージャーの話をお聞きした。今日は食事をしたわけではないので、ひたすら調度品に心を奪われていた。古いものたちの…

サーモンとバゲット

味の濃いバゲットはサーモンと、とてもよく合う。それから、つめたい白ワイン。

夏野菜のクロスティーニ

一般的にブルスケッタはトーストでオリーブオイルとニンニクがこすりつけられたもの。クロスティーニはカナッペと考えればよさそうだ。そうすると、今回の「夏野菜のタルティーヌ」は「夏野菜のブルスケッタ」でもよかったかもしれない。なんとなくフランス…

ケンブリッジの朝食

ブルスケッタとクロスティーニの違いは何かと考えていて、イタリアンレシピの沈さんに聞いてみようと思っていたちょうどその時、偶然沈さんからメールと写真が送られてきたのでおどろいた。(ブルスケッタだったらもっとおどろいていたと思う。)ポーチドエッ…

今年最初の秋の気配

夜遅く打合せしていたインド料理店の外はドラマチックなほどの雷雨で、道路が川のようになっていた。安全な場所で見る雷雨は嫌いではない。おいしいナンを食べて、おいしいパンの話に耳を傾けた。雨がやんでおもてに出ると、心地いい空気を感じた。「涼しく…

暑中見舞い

昨日、実家へパンとサンドウィッチと+something goodをたくさん作って持っていった。あまるかもしれないと言う心配は杞憂におわった。自分の作ったものを、おいしいと食べてもらうことは本当に本当にうれしいこと。いつか、楽しいパーティをしたいなぁと思う…

夏の午後のシエスタ

睡眠不足が続いてしまってシエスタという言葉に憧れる、暑い夏の午後。こども国のパナデリアシエスタに寄る。レモングラスのつめたいお茶のサーヴィスがうれしかった。外に椅子があって、店を出てすぐパクっと食べる人がいるというのも頷けた。パナデリアシ…

感想メッセージをありがとうございます。

いただいている感想メッセージにお返事を。◇茜さんMaduのパン、おいしいですね。取材したこと、UPしたいと思っています。ところで茜さんはMaduのパン、何のどんなところがお好きですか。◇no_51さんpanaderia Siestaパンの好きな人たちの間で早くも話題になっ…

パンの並ばないパン屋

先日、ameen's ovenの新しいパン工場でお茶をごちそうになった。わたしはインドに行ったことがないしインド料理店でもチャイをたのんだことはないのでほんとうのチャイがどういうものかわからないけれどameen's ovenのミシマさんのチャイはほんとうのチャイ…

スペシャリテ

サンマルツァーノ種のトマトとオリーヴオイルがジュッとしみたパンビオロジックが、とても美味しかった。このところ、トマトの味に惹かれ続けている。タケウチさんのドライトマトのパンも見た目はパンなのに料理だった。

The Ocean

つめたいトマトのスープが優しかった。赤ピーマンのムースも一緒に味わえてお皿の淵にはキュートな演出があった。それから前菜のディップ。野菜やパンにつけていただく美味しいものたち。なかでも飴色の玉ねぎと豆鼓のものが好きだった。自分でもつくってみ…

大阪、神戸のとびきり素敵な一日

早朝より大阪へ。純粋にパン屋に行くために新幹線に乗ったのは初めて。ブランジュリ・タケウチまで片道4時間半。今のわたしにはそう遠くない。タケウチさんが時々片道何時間もかけて日本中で素材を探し求めて歩くことを思えばフットワークが軽くなくて東京を…

しあわせなまかないの余韻

チクテベーカリーで季節のたっぷり入ったしあわせなまかないを撮影したその影響は、我が家のテーブルの上にも。今日は夏のひかりをたくさん吸収した野菜をたくさん食べた。

気持いい工房

真夏の空の下誰もいない昼下がりの道路を道に迷いながら歩くのは結構心ぼそいものだでも、工房から出てきた懐かしい顔に逢ったらもうそれで、元気を取り戻した気持のいい工房には気持のいいスタッフがいつのまにか増えていたパンがどんどん焼けていく工房か…

キリクリームチーズコンクール

第6回キリクリームチーズコンクール。生菓子、焼き菓子、ベーカリー、アシェット各部門の応募総数は514作品、そのうちベーカリー部門は90作品から5作品が今日の最終審査に残った。総合の最優秀賞はアシェット部門よりホテルグランヴィア大阪の上野瑞絵さん。…

海洋深層水のバゲット

Baguette mit Tief see gebietと書いてあった、そのバゲットが最近わたしのまわりで話題。海洋深層水で作ったバゲットは仄かに磯の香りがするそう。硬度1000の海洋深層水を構成する何十種類もの要素は、人間の体内のバランスと同じだと言われている。ユーハ…

パンこだわりのカフェとパン屋さんの隣にできたカフェ

今日の日経MJに「パンこだわりのカフェ」という見出しでセレクトショップのカフェのメニュー開発にわたしが協力したことを掲載していただいていました。その中に「本格的なパンで作ったサンドイッチ」とあったので「本格的なパン」というものについてしばし…

アクアパッツァの夜

広尾のアクアパッツァへ。最初に出てきたのがスプーンにのったトマトのグラニテと自家製のチーズ。それだけのことで暑かった日中を忘れすっと涼しい心地になって始まった楽しい夕食のひととき。ここ数週間のわたしは時間と戦っています。いつになく密度のあ…

何気なく美味しいもの裏側

カリカリにした乾塩ベーコンのチップと黒胡椒、サワークリームをアクセントにした何気ない(けれどとびきり美味しい)たまごサラダを小さな丸パンにたっぷり挟んだものはデリに提案したメニューのひとつ。小さなパンをふたつ、もうひとつはたとえば緑で空豆…

夏のパン、ジューシーな食べかた

午後からのミーティングの前にルクールピューでごはん。日曜日のランチ時、小さなカフェは人で溢れていた。ブリオッシュにチキンのサンドウィッチ。ソースが生地にしみる。先日取材先で食べたタルティーヌも、ソースではないけれど大きなスライストマトがし…

夕涼みのカフェ

パン職人さんに連れて行ってもらったカフェは森を抜けていったところにある一軒家。そこで、庭のブルーベリーをいただいた。ひぐらしが鳴いていて、涼しい風が吹いていた。このカフェは、彼のパンと、彼のお母さんのようなマダムの焼くパンで、2種類のランチ…