2006-01-01から1年間の記事一覧
冬の窓辺に透ける、今年の冬のハチミツ。柚子をハチミツにつけて冬のハチミツ、と呼んでいます。日々のパンに、紅茶にと、あっというまになくなっていきます。冬至の日につけたばかりの、とろける味わいは去年のものとも、来年のものとも違うはず。今年の冬…
この数年で一番長いこと、日記をお休みしました。読みに訪れてくださった皆さま、ごめんなさい。いつも、どうもありがとうございます。11日に入った1本の電話。それからずっと夢中になっていたことがあります。今も夢のように、そのさなかにいます。かたちに…
スターバックスでエキストラホットとかライトホイップなど、飲み物を自分の好みにすることがあります。先日など、いろいろと注文をつけすぎてなんだかふざけているようになってしまって途中から可笑しくて笑いだしてしまったのでしたが店員さんも慣れたもの…
先日取材したbeの記事を書いている最近の朝の定番はセーグルオーヴェルニャ。村の共同窯で焼かれ、一週間かけて家族みんなで食べるパンのイメージ。バターやチーズとあわせていただきます。写真はオレンジコンフィが贅沢に入ったもの。
おいしいサンドイッチカフェをつくろうとしている人たちのテストキッチンを訪れました。都内に来年オープン予定のその店は、ブーランジェリーコムシノワ&オネストカフェの西川さんがパンを監修し、オネストカフェのかつてのシェフがメニューを担当というか…
パン屋さんの集まりで、シュトレンを何種類か試食させていただく機会がありました。本場ドイツのスパイシーで濃厚な味、ホテルの贅沢な味、パン屋さんのオリジナリティー溢れる味。神戸のパン屋さんのもありました。製粉会社の技術者の方の研究作品も。わた…
アラン・デュカスのプロデュースする”be-ブーランジェピシエ”が2日、新宿の伊勢丹にOPENしました。パン屋さんのboulangerieと食材店のepicerieの頭文字をとってbeとは、わたしがテーマにしていて、この日記のタイトルにもなっているBread+something good!な…
初夏の頃、大倉山のトツゼンベーカーズキッチンのことを聞いて以来、その一風変わった名前に惹かれていつか行ってみよう、と思っていたところ、突然(そうトツゼン)その機会が訪れました。パンは店名と違ってオーソドックスでした。しっかりとおいしかった…
先日取材を受けた記事、「アロマに包まれて」が先月末に公開されました。ガイドになった理由なども、少し話しています。写真はカメラマンの湯浅さんによるもの。(日記コーナーの画像容量制限のため画質を落としています)*さて、アロマの話です。パンには20…
穂の香。素敵な名前のパン屋さん。記事をUPしました。どのパンもおいしいけれど、チョコと木苺のクロワッサンがとても気にいってしまい、お店のカフェでいただいてからおみやげにも買ってしまいました。写真はその穂の香のあちこちでおとぎばなし的雰囲気を…
数日後に自宅兼仕事場を引っ越すのでダンボール箱に囲まれて暮らしている。もともと少ない家具もアンティーク&リサイクル店にひきとってもらうなどして、ほとんどを手放してしまった。これから数日、最小限のもので暮らしていく、面白さ。旅に出るような身…
東京製菓学校で「オーストラリア産マカダミアナッツを使った美味しいパンとお菓子のコンテスト」実技審査が開催された。今年、製パン部門には130名を越す応募があったそうだ。昨年はハード系のパン、チーズ(特にブルー)が多かったのだけれど、今年の最終審…
明日、審査員をつとめることになっているコンテスト(オーストラリア産マカダミアナッツを使ったパンとお菓子)のブリーフィングで、他の審査員や協会の方々とお会いした。新設されたお菓子部門の審査員、パティシエ エスコヤマの小山進シェフ、コンツェルト…
感想メッセージをいただいているのですがなかなかお返事を書けずにすみません。いつも読んでくださって、ありがとうございます。最近のわたしは、家の仕事に追われて夜更しが続いています。ついに逃亡したくなった昨晩は、近くの古本屋さんへ。深夜まで営業…
モーン、ケシの実、ポピーシード。わたしは、あんぱんについているのをケシの実マフィンやレモンケーキに入っているの、それからベーグルのトッピングとなっているのをポピーシードというかもしれない。そのパンの故郷の呼び名で。色もいろいろある。あんぱ…
一眼レフのレンズをいくら磨いても画像の同じ箇所に小さな染みが写ってしまうようになった。手の届かないところに小麦粉の粉末が入り込んだようだ。先日一緒に仕事をしたカメラマンさんに教えてもらったサービスセンターにカメラを持ち込んでクリーニングし…
オリーブを載せるためのお皿だけれど小さなサンドイッチをのせてみた。ほかにも、たとえばグラスなど意外な食器がパンの見せ方をちょっと楽しくすると思う。パーティの季節が始まっている。今年もパンのある楽しいパーティのテーブルをいくつか考えて、提案…
Club de la Galette des Rois(パティシエ・シマ 島田進会長)主催のガレット・デ・ロワコンテスト表彰式に出席。結果発表は以下の通り。スーチアン部門(製菓製パン愛好家)では福井とし子さんヌーベル部門(ショコラがテーマ)は該当者なしそして一般部門(…
ファミリーレストランのよさは駐車場と広々とした席といつもウエルカムな営業時間。でも、こんな温野菜がいただけると知ってちょっとうれしい。青デニとよばれるファミリーレストランで。
日曜の仕事は楽しく。きょうの予定が決まったとき雨天延期の予定まで考えた雨女としては予想が外れて、大変うれしいお天気。車の中から切り取ったのは、青山の青空。でもその後、パンを抱きしめてふるえた。今日の東京は木枯らし一号が吹いたそうだ。今日の…
何の変哲もないように見えるたまごサンド。わたしの食べるたまごサンドとあなたの食べるたまごサンドは違うかもしれないということを意識する。その微妙な、あるいは大きな違いについて考える。いま共に仕事をしている方と先日からたまごサンドの話ばかりし…
たくさんの素敵なパンを撮影をした。いいお天気でよかった。一匹になってしまったパン屑掃除犬は今日は最初からあきらめているのか静かに遠くから眺めていた。写真はパン屋さんの焼菓子。詳細は後日。
年末恒例、ベストパン★2006の投票がスタートしました。皆さまからの投票をお待ちしています。写真は、時々行くホテルの無花果のパイ。無花果はフレッシュとドライのコンビネーション。外のカフェでいただいたからでしょうかぱりぱりと崩れるパータフィロの質…
三幸機械株式会社で4回目になるクラブ・ド・サントノーレのセミナーが開催されました。今回の講師はもとパティスリーマディブーランジュリーシェフ、松原裕吉さんと、少し前にデュヌラルテの二代目シェフを退任された柴田知実さん。松原さんも柴田さんも人気…
メッセージをありがとうございます。「パンと何かいいもの」について日々、書いているとパンとそれをとりまくものについてのいい話があちこちから集まってきます。それがインターネットの面白いところです。ブログでもホームページでも、何か書いて公開して…
久しぶりにお会いした編集者の方に「痩せました?」といわれた。やつれてみえたかもしれない。きちんと食べているのだけれどどこか夢の中の食べもののようなところがあって。きょうは、打ち合わせのあとで行ったTOKYO FAMILY RESTAURANTで熱々のパスタを食べ…
ドイツパンのジャムサンドはしっとりとあまく、心にやさしい。朝のうちにつくって、馴染ませておく。
あざみ野の穂の香には、小さなカフェスペースがある。そこで、たまにポエトリーリーディングや小さなコンサートが開催されるという。この12月にも『おひさまパン』の朗読があるらしい。以前、わたしもこの本をこちらで紹介している。いぬのパン屋さんの焼い…
日付が今日に変わる頃、マフィンが静かに息をひきとった。この数ヶ月、自分のできることの少なさにいつも腹を立てていた。がんばってもできない、叶わないことがいくつもあった。彼女は家族で、親友だった。そして最期まですごく素敵な犬だった。そんな話はF…
コパンのイチジクとクルミの入ったあんパンにかわいい焼き印が押されていた。友達がつくってくれたものだそう。コパンのまわりにはいつもふんわり温かい仲間の気配がある。*犬のマフィンが、なにも食べられなくなってしまった。ほんとうに、なにもふと、植物…
ビター&スイートなオレンジとレモン。柑橘ミックスジャムは妹からのもらいもの。このままでもちろんおいしいけれど先日知った食べ方もいいかもしれない。オリーヴオイルと塩と胡椒を入れる新感覚のマーマレード。今日のピックアップ: 「パンのある食卓」で…
チックピー&キャベジのスープをおぼえた頃同じカフェのメニューでチックピー&スピナチというサラダがあって、それはすぐさま家の定番となった。ホールのままもいいけれどペースト状にしてみてもなかなかおいしいというところがスープと同じ。写真のパンは…
丸の内のドンクで4回目となる「チーズで巡るフランスの旅」に出席。今回のテーマは秋の、山のチーズ。花の咲き乱れる山の牧草地に放牧される牛の話を聞いていたら、フランスではなくて何十年も過去に旅してしまった。「はなのすきなうし」っていたよね。「フ…
さつまいもは栗よりあまく、ほっくりとしてうつくしい様子をしていることがある。
高校生活の終わりの頃、スクラップブックをつくり始めた。それは衣食住すべてにおいて、雑誌からの気にいった写真だったのだけれど広告代理店にいたときに、専用のカッターを知ってますます切り抜きがすきになってあの頃のわたしは、パンマニアではなかった…
All Aboutのサイトづくりにいかすために6月まで実施していた読者アンケートお答えくださった皆さまありがとうございました。ほんとうに、かつてない量のコメントをいただきました。ありがとうございます。あらためて、いろいろな方に読んでいただいていると…
アルトファゴス、ペルティエ、ユーハイムさまざまなコンセプトのお店でパンを焼きそのバゲットの美味しさはどこでも話題になった志賀さんの新しいお店が仮OPEN中で早くも話題になっています。シニフィアン シニフィエ志賀さんの持ち続けてきた想いが、かたち…
今日の写真は、いつものチックピー&キャベジ。パンに合うスープ。いつもと違うところは、先日シェフにおしえてもらった方法をとりいれたところ。いつもよりおいしくなって、これから出番が増えそうです。いつかご紹介したいと思います。今日のピックアップ:…
30日のトークショーの写真が届きました。*たくさんメッセージをいただきました。いつもありがとうございます。necoさんそれぞれの味わいのするパンを、選んで楽しめる時代だからパンのすきなひとがこんなにたくさんいるのでしょうね。fupufupu♪さん餡トース…
新しい記事「ベーカリーカフェ&ギフトショップ アマンディーヌ」をUPしました。フランスで、さまざまな業態を兼ね備えたパン屋さんが増えている、という話を先日のセミナーで聞いていたけれど、この一年ほど日本でも、その傾向があるように思います。Bread+…
最近偶然、何人かの方…某誌編集長やパン屋さんなどから日記が更新されていない日がある!と言われました。読んでくださっていたのね。ありがとうございます。楽しみにしてくださっている皆さま。毎日更新し続けたのは3年間でその後はマイペースに続けていま…
たまにカフェ ゼーバッハにあるようなパニーニグリラーがほしいと思う。ぎゅっと圧力をかけることで表面にこんがりとした凹凸の縞模様ができるそんなトーストサンドのおいしさを求めて。普通のトースターで、時々わたしはトーストサンドをつくる。食パン2枚…
昔、気にいっていたベーカリーカフェでToday's Soupがそれだと必ずたのんだのがチックピー&キャベジひよこ豆とキャベツのスープだった。それにブラックフォレストハムとハニーマスタードのカスクルートがひときれついてきた。スープのレシピを書き出してい…
メゾンカイザーのオープニングイベントとしてエリック・カイザーさんと木村周一郎さんのトークショーがありゲストとして出演しました。わたしはパンの説明をさせていただいたり、おふたりの共通点についての話をしました。おふたりとも、代々続くパン屋さん…
メゾンカイザーの池袋店がサンシャインシティの1FにOPEN。店舗面積の3/4を占める厨房では、パンはもちろん、ポトフやブイヤベースなど本格的な料理がつくられていく予定。パンは通りに向かって対面販売です。サンシャインシティ側の話によると、12月上旬まで…
先週、あるカタログの仕事でパンと素材のコーディネートをいくつか試みた。いまここでは、詳しく書けないのだけれどひとつは、味の親和性を求めてワインやチーズのように同じ土地のものを組み合わせることを考えた。もうひとつは色。ぶどうの紫とみどりに照…
恵比寿でカリフォルニアの食文化を提案するエレガンテ・ヴィータ・ナコラにベーカリーショップがOPEN。パン職人のパン、菓子職人のパン、料理人のパン、そしてパンとワインをマッチングさせる試みがなんだか楽しみなお店です。これから記事を書きます。
ちょっとしたお祝いがあって代官山のTATSUYA KAWAGOEへ。料理とスタイリッシュなお皿が楽しいのでパンのことを忘れがちになるけれどここのグリッシーニは記憶に残る味。ハードで食べ応えがあった。最近、レストランでクリスプな食感のパンによく出合う気がす…
ベーカリーと関連の会社で構成されている日本フランスパン友の会の講演会に出席。食事パンを家庭で楽しく食べてもらうためにベーカリーができることなど、4人の講師による話はそれぞれ、興味深いものだった。フェルミエの大橋志津江さんはチーズ屋さんのよう…
アラン・デュカス氏が来日して開かれた青山の「ブノワ」1周年のプレスパーティに出席。最初の年の料理のテーマは地中海。2年目はパリ。名前の由来となった1912年創業のパリのブノワの料理を愉しみました。ここではパンの話を書きます。アミューズにリエット…