灼熱の撮影現場


焼きたてのパンがダンボール箱2つ分
こうばしい香りとともに到着した頃にはもう

西日が思いきり射し込む時刻になっていて
エアコンがきかず、灼熱の撮影現場となった。

ガラス越しの光が夕方遅くに力をうしなうまで
夢中で撮り続けて気づけば、3時間近くも経過していた。
自然に任せるカメラマンは、体力を消耗する。

 

ずっと夢中になっていて、蝉時雨も聴こえなかった。

この撮影は最近の仕事。

どんな風に仕上がるか、ちょっと楽しみ。