イングリッシュマフィンが食べたくなって
マフィンが食べたくなったとき、よく買うのは
紀ノ国屋スーパーマーケットのイングリッシュマフィン。
プレーンはとても軽い。
ナスのマリネとモツァレラのマフィンサンドで使った。
「ホールウィートマフィン」は全粒粉のザクっとした食感のほか
レーズンとシナモンも入っているので、バターだけで満ち足りてしまう。
イングリッシュマフィンが食べたかった、昨日の朝が、それだった。
以上は紀ノ国屋。
マフィンは誰もが好きなパンだけれど、あまり売っていない。
パスコでは昔から販売していて、結構どこでも、そして安く買えるので、頼もしい。
そのパスコから、「超熟」ラインでのマフィンが発売された。
1日24時間作っても生産が追いつかないほど大好評、と聞いた。
ホールセールのパンを買うときのわたしの基準はとりあえず、
余計なものが入っていない、ということかもしれない。
パスコのマフィンは朝食に、きび砂糖を使ったシュガートーストに
することが多い。きょうはバターだけのせて……。
おいしかった……けれど、いつも思ってしまうことがある。
昔は側面に、切れ目が入っていなかったと思う。
イングリッシュマフィンの楽しさは、フォークで側面をザクザクと
刺してふたつに割ったときの、表面の凹凸にあると思う。
トーストすると、その凹凸がちょうど良い加減にこんがりとして、
とろけていくバターやはちみつをキャッチする。
コンビニエントな切れ目のおかげで、切れ方が端整すぎる。
でもこれ、「フォークは面倒」「うまく切れない」という人が多かったから
の結果なのかもしれないな。
わたしは、フォークを突き刺した、ザクザクの表面が好きな
少数派なのだ。