イングリッシュマフィンが食べたくなって

マフィンが食べたくなったとき、よく買うのは

紀ノ国屋スーパーマーケットのイングリッシュマフィン。

プレーンはとても軽い。

ナスのマリネとモツァレラのマフィンサンドで使った。

「ホールウィートマフィン」は全粒粉のザクっとした食感のほか

レーズンとシナモンも入っているので、バターだけで満ち足りてしまう。

イングリッシュマフィンが食べたかった、昨日の朝が、それだった。

以上は紀ノ国屋。

マフィンは誰もが好きなパンだけれど、あまり売っていない。

パスコでは昔から販売していて、結構どこでも、そして安く買えるので、頼もしい。

Diary81025

そのパスコから、「超熟」ラインでのマフィンが発売された。

1日24時間作っても生産が追いつかないほど大好評、と聞いた。

ホールセールのパンを買うときのわたしの基準はとりあえず、

余計なものが入っていない、ということかもしれない。

パスコのマフィンは朝食に、きび砂糖を使ったシュガートーストに

することが多い。きょうはバターだけのせて……。

おいしかった……けれど、いつも思ってしまうことがある。

昔は側面に、切れ目が入っていなかったと思う。

イングリッシュマフィンの楽しさは、フォークで側面をザクザクと

刺してふたつに割ったときの、表面の凹凸にあると思う。

トーストすると、その凹凸がちょうど良い加減にこんがりとして、

とろけていくバターやはちみつをキャッチする。

コンビニエントな切れ目のおかげで、切れ方が端整すぎる。

でもこれ、「フォークは面倒」「うまく切れない」という人が多かったから

の結果なのかもしれないな。

わたしは、フォークを突き刺した、ザクザクの表面が好きな

少数派なのだ。