パン60個とお味噌汁の関係?
雑誌のパン特集の仕事に携わっています。
今回はパン屋さんを決めるところから始まって
お取り寄せの手配や撮影ディレクション、
試食と対談など、あれこれお手伝いに参加しています。
普段は自給自足。たいていは自分ひとりでしなくては
ならないことを、雑誌ではそれぞれのプロフェショナル
のスタッフがやってくださるので、ありがたい。
あたりまえのことなのかもしれませんが、わたしにとっては
本当に頼もしく、うれしく感じるひとときです。
編集者、ライター、カメラマン、フードコーディネーター、
スタイリスト、それぞれの助手やアルバイトなどたくさんの
スタッフの方が集結し、てきぱきと仕事をこなしていくさまは
いつも感動的なのです。
ご協力くださったパン屋さんにも心から感謝。
今回は、料理研究家の松田美智子さんと、大森由紀子さんと
約60個のパンを試食して対談するという企画もありました。
バゲット、カンパーニュ、クロワッサン、ベーグル……
量が多くて、それだけ食べ続けるのは大変でしたが、
いろいろな意味で勉強になりました。
料理分野のお二人の意見も興味深かったです。
詳細はまた後日書きたいと思います。
パンだけ食べて朦朧としながら帰宅する途中で、
からだの声に耳を傾けると、大根のお味噌汁がのみたい
と言います。
それでバランスがとれるのかはわかりませんが、帰宅して
すぐにカツオだしをとっていました。自然の欲求に従って
いるときは疲れを知りません。
これがとてもおいしくて、ほっとしたのでした。