2009-02-10 懐かしい味 daily bread いま、パソコンのキーボードを見たら、 AとNと変換キーの文字が消えていた。 Pはまだ大丈夫のようだけれど。 毎日何かしら、パンについて書いて 「パン」の文字を生み出すキーを 酷使するからかもしれない。 久しぶりにゆっくりすわって お昼にパンを食べていたら、ふと 懐かしい想いに包まれた。 子供の頃、暖かい窓辺に置かれたボウルの中で ふくらんでいたパン生地のこと。 毎日のように母が焼いていたバターロールのこと。 もうそれは記憶の味でしかないのだけれど。 ペリカンのパンは、わたしのこういう仕事の 原点のひとつともいえる、最初のパンの記憶を 呼び起こすようです。