オフの愉しみ、春の気配。
昨年から、きものをよく着るようになり、お茶の稽古もあって
週に1、2度は袖を通すでしょうか、どんなに疲れているときでも
絹に触れると心が落ち着くのです。
パンと同じで、わたしはやはり、職人の話を聞くのが大好き。
ただ、いくら好きでもパンとは違って気持ちがふわりとしないように
気を(財布のひもを)引き締めてはいるのですが。
寒い日が続いたので、冬のコートを買おうと思ったものの、
簡単に手を出せるものでもないので行ったり来たり、迷った挙句に
出かけた先で、それはなぜかきものに化けてしまいました。
今年はもう、どんなに寒くなっても我慢しなくてはならない、と
肝に銘じて反省していたら、この陽気。嬉しい気持ちで単衣の季節を
待ちわびます。
焼きリンゴの季節もそろそろ終わり。
今年、一度くらいは、リンゴと濃厚なクリームを、パリパリの
クロワッサンに合わせて食べたいと思います。