秋の愉しみ

ずいぶん涼しくなりました。

きもの日和が続きます。

今年の夏は、公私ともに慌しい日々でした。

休暇はおあずけのまま、夏が終わってしまったけれど

稽古の休みもあけたので、今年最後の絽のきもので

師匠のところへ出かけました。

8月、9月、10月は、薄物から単衣、袷へと、暦とともに

移り替わっていく、悩ましくも楽しい季節です。

Diary90903

秋。葡萄が果物やさんの店頭に並び始めると

わたしの食欲にスイッチが入ります。

甘味と酸味、香りなど、とくに甲斐路が好きでこればかり、

三日にあげず買いに行き、店のひととも、いつしか顔見知りに

なりました。遠くからもう、笑顔になってしまうのです。

甲斐路から種を起こしたパンは、どんな味がするでしょうか。