ブロートハイム明石さんに学ぶドイツパンの魅力
「手粉は毎日、仕事が終わったら、ふるいにかける。
空気を抱きこんで、かるくなる。
仕事って結局、そんなところなんだよね。
毎日、気持ちいい仕事するための、準備」
クラブ・ド・サントノーレでとったアンケートで
講師になってほしい人ナンバーワンの人気だった人が
今回、講師を務められた。
ベッカライ・ブロートハイムの明石克彦さん。
明石さんの言葉は、彼のつくるパンと同じで
温かく、心の奥まで響く。
パンを成形するときの姿勢が美しい、と、いつも思う。
「こんないい仕事って、そんなにないんじゃないかな」
そう言って、明石さんは微笑んだ。
ドイツパンの楽しみかたについて、これからまとめます。