日本元気プロジェクト

「僕たちに何かできないだろうか」

Diary110328

デイルズフォード オーガニックのシェフ、掛川哲司さんが

料理人仲間に声をかけ、日本元気プロジェクト実行委員会を

立ち上げました。

「食に携わり、多少料理ができたとしても、自分には人の命を救えない。

壊れた何かを直すことも出来ない。

生きるということにまるで直結していない自分の職業と、目の前にある

食材を見て……気持ちとの矛盾にどう折り合いをつけていいのか……

がしかし。それでも、僕たちはいつまでも憂いでいるわけにはいかないのです」

そこで毎月11日、まずは4月11日から、疎開してこられている方々を

訪問し、炊き出しを始める計画。

ボランティアの経験がないので、行った先に迷惑がかからないよう

東京近郊で探しているものの、東京や埼玉の避難所は現状で食糧は

大丈夫といわれており、行く先を探しているそうです。

炊き出しにいける場所の情報をお持ちの方はぜひ

デイルズフォードオーガニックの福田さんまで

お知らせください。よろしくお願いします。

デイルズフォードオーガニック 福田さん : e-fukuda@kataoka.com

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震災後、わたしは震災前とほぼ同様の頻度で外食をしていますが

話を伺うと、個人経営のレストランは厳しい状況が続いているようです。

先日もひとり出かけたレストランで、シェフとそんな話をしていました。

食事を心から愉しむゆとりは、まだないけれど、被害が少なかった人たちは

もっと外へ出て、街を明るくしなくては。

そしてみんなが働かなくては。自分のできることを、精一杯。