お盆とベーカリーカフェ、日本の夏休み。
広々とした駐車場にテラス席、店内の大きなテレビモニタからは
スポーツ中継なども流れている。カジュアルなフレンチに添えられた
バスケットには、自家製のプレーンなパンが数種類。
昨夕、実家の家族と郊外のベーカリーカフェへ。
小さな子供も年配の人も、家族みんな気楽な感じでくつろいで、
わたしもゆるゆると夏休みの気分に。
早めの夕食を終えて外に出ると、空には大きなお月さま。
帰り道には浴衣でそぞろ歩く人もいて、どこかで祭囃子。
家の前で迎え火を焚く人たちの姿も。日本の夏がありました。
この1年のことを思うと、今日こうして生きている、
家族が集まって食事している、それぞれが明日の朝に
食べるためのパンを買ったりしている、それがとても
有り難いことだと実感します。
ちょうど、パンが好きだった祖父の命日でもあって
なき人たちの存在を、身近に感じた夜でした。