BEIGE東京
新しい服を着る機会を逃し、少しドキドキした。
今日はレストランに行く日。
何を食べるかではなくて
何を着ていくかを最初に思うなんて
あまりないことで、その状況を愉快にすら思ってしまう。
わたしはたぶんそこに料理よりも
うきうきしたお洒落な気分を味わいに行くのだ。
アラン・デュカスとシャネルのコラボレーションによる話題のレストラン、BEIGE TOKYOで友達と食事。
ロゼシャンパン
アミューズブッシュにグージェール(チーズ風味のプチシュー)
非日常のひととき。
それを自分のために味わう時間の、なんて贅沢なこと、と思う。
今日はビジネスではなくて勉強の時間。
ADF+TSUJIのワークショップやセミナーに参加させていただいている者としては。
と言ってみたところで、もう気分はフワフワ。
写真はわたしの、アンディーヴ<カラメリゼ>、パルメザンチーズ・くるみと黒トリュフのエマルジョン
友達の、ウフ・ア・ラ・ネージュ、セロリ、黒トリュフ。
最初に出てきたちりめんキャベツのカプチーノ仕立てもそう。
フワッと儚い泡が春らしい。
それが舌先で消えていく時、封じ込められたさまざまな香りが解き放たれる。
グラスで頼んだワインも、それぞれの料理で違うものになる。
何百種類もワインがあるのだもの・・・と思うけれど、これもわたしには非日常。
食事の時間が終わる頃、厨房を見せてもらった。
仕事が終わると皆でここでシャンパンを飲むのです
というシェフのテーブルからは東京タワーが見えた。
今日のピックアップ: アラン・デュカスのサンドウィッチの話