ドーナツの思い出

カウンターのドーナツの模様がかわいい、ドーナツプラント
スカートの模様もなんとなく合ってしまった。

この店のベーカリードーナツのレシピを最初に考えたのは
いまのオーナーのお祖父さんだそうだ。
そういうストーリーを知るのは楽しい。

子供の頃、よくドーナツをつくってもらった。
型抜きは、シェイカーの大きい蓋と小さい蓋。
小さい蓋でまんなかの穴を開けた。
わたしと妹は、出来上がったドーナツにお砂糖をまぶす係。

今から20年近くも昔に行ったNYのドーナツ屋は
ドーナツプラントと違って、なんでもない朝食屋で
店員も無愛想で、モノクロでしか思い出せないのだけれど
毎朝そこのカウンターに座った。
ファッションでもなんでもない、生活に根ざした感じ、
その店の朝の雰囲気が好きだった。

ドーナツには楽しい記憶がいくつかある。