L'ATELIER DE SHIMA
麹町のラトリエ・ド・シマで
島田進さんにインタビュー。
ゆっくりと言葉を選びながら、静かに語る島田さん。
話を伺っているうちに、慌しい日々のことを忘れてしまった。
ケーキに添えられたポルボロン(Polvorones)は
スペインの修道院に由来を持つお菓子。
口のなかで、ほろほろと溶けていく。
教会のバザーの思い出がある。
わたしは「ボルボローネ」とおぼえていた。
それぞれ、どこの言葉だろう?
インタビューで関わる相手は
常にわたしの教師となる。
授業はわざを授かる時間。
楽しく生きていくための。
贅沢な授業が続いている。
そこで得たものを、ひろく伝えて、
皆で共有できたらと思う。
だって、こんなに楽しい。
この感謝の気持ちを、どうやって
かたちにしたら良いだろう。