おいしいね、おいしいね
実家に帰るとき、皆の喜ぶお弁当を買っていった。
お弁当のおいしさの理由で書いたもの。
夜は、久しぶりに母とキッチンに立った。
慣れない鍋と、いつもの三倍量の料理。
どんなに大変なときでも、母は昆布と鰹で出汁をとって
味噌汁やおひたしをつくる。これがいつもすばらしい。
最近はわたしも、それにならう。味はまだ、かなわないけれど。
妹を見ているとまた、母が子につくる料理はすばらしい
と実感する。
おいしいね、おいしいね、といって、皆でおいしいものを
食べられる幸せに、感謝する。
これはお土産のケーキ。彼は今はまだイチゴしか食べられない