パンとそれを取り巻く仕事

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はちみつはパンの、仲のいい友達。

はちみつ専門店ラベイユの白仁田さんに

『わたしの素敵なパン時間』インタビュー。

はちみつとパンの、プライベートな話を

たくさんお聞きした。

イメージ写真を撮る時、先日の

「普通のクロワッサン」と再会した。

おいしいパンたちは、見た目も美しいが

何より香りが違う。

部屋の空気をふわりと変える。

わたし自身も、このごろでは

はちみつとクロワッサンを合わせて愉しむ。

ラベイユの店の前には蜜源植物が植えられている。

写真は、咲いたばかりのニセアカシア

アカシアのはちみつ、と呼ばれるものは

このニセアカシアのはちみつなのだそう。

まるい葉がかわいい。

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ラベイユの後、出版社へ、雑誌のパン特集のインタビュー。

今度はインタビュイー(受けるほう)。

わたしの仕事は、インタビューをすることと、受けることと、両方ある。

インタビューして書くのが好きだけれど、依頼があれば

今日のようにインタビューを受ける側になることもある。

今日までわたしが取材で得てきたsomething goodが

誰かの何かいいことのきっかけとなるならば。

会議室で、ライターとカメラマンと三人で話をする。

カメラマンはパンが好きなので、自然と仕事も

パン関係の写真を撮ることが多いという。

いいパンをたくさん見てきてご存知だし、撮影のため

職人さんの話を聞く場に立ち会うことも多いのだろう。

一方でライターは、膨大な情報を前にひるむことなく

面白そうに聞き入っては、ノートを埋めていた。

昨晩遅くまで、この仕事ができるかどうかわからなかった。

でも、それぞれがギリギリのところであっても

スタンバイしていたから今日があったのだと思う。

今日はパンを取り巻く、さまざまなひとに会った日だった。

みんな、それぞれ、相当に大変だと思うけれど

疲れ知らずの笑顔でがんばっているのが、素敵だった。

良い仕事となりますように。

お疲れさまでした。

最近よく、心の中で唱えているのは

以前、Today's Favoriteに記録した

オノ・ヨーコさんの言葉。

心躍ることを毎日ひとつ行おう

気が滅入って心躍らない日は

他の人の心を躍らせることを考えよう。

毎日続けると世界が変わる。