New York,New York

Diary110417

頭の中に"ニューヨーク、ニューヨーーーク♪"という歌が聴こえている。

昔、母と銀座で観た古い映画『踊る大紐育』(1949)

若い日のジーン・ケリーフランク・シナトラが出てくるミュージカル。

ニューヨークのことを考えて浮いた気分になるといつも口ずさむ。

昔から多くの人が憧れる地、NYへの想いは極東のこの島で

芸術家、デザイナー、音楽家、ダンサー、文筆家、そしてシェフ、

さまざまな人の手で、さまざまなものにかたちをかえて表現される。

ベイクされた食べものの再現においてはいつも、ワイルドさが多少

失われ、こじんまりと繊細な感じになる気がするのだけれど、

それはこの地に帰化していくためには必要なことなのだと思う。

散歩道に知らないまにいくつも、小さなお店ができていて

あちこち寄っては少しずつ買いものをした。

わたしが踊る小紐育。

日常でも旅先の非日常でもない日曜日のお土産。