カリフォルニア・レーズンサンドイッチ&デリアイデアセミナー


カリフォルニア・レーズン協会が主催するセミナーで最近のカフェやベーカリーのトレンド、人気の魅力などについての講演をしました。続くメインの講習会では、神戸のブランジェリーコムシノワ西川シェフによる、レーズンを使ったパンやサンドウィッチのデモンストレーションがあり、今度は取材側にまわって参加しました。

続々と集まったパン職人やベーカリー関連企業の方が120名ほど、会場を埋め尽くしたのを見て緊張していたら、協会駐日代表のブラッグ氏に笑われてしまいました。

「二列も追加席を用意しなければならなくなったのは初めてですよおめでとう!」
(いえ!それはわたしのおかげでは・・・・・)
とか、
「心配しなくて大丈夫あなたが一番知っているのだから。」
とか、緊張をほぐして下さっているのか、緊張させているのか実は良くわからないのでしたが、やさしいお心遣いをいただきました。
(流暢に受け答えできなかったのは緊張のせいにしておきましょう)

やはりわたしは話すより書くほうが慣れているのです。でも、どちらも同じ緊張感で臨むべきですね。

今日西川さんが作られたサンドウィッチなど13種類を試食しました。
どれもこれも初めての味でした。(こんなに試食をいただいたのも初めて。それは知りたい一心で。)

写真の木の葉のパンは自然のかたちからインスピレーションを受けるという彼の遊び心の入ったパンで、ギネスビールとコーヒー、そしてレーズンの濃縮果汁を使っています。苦味とコク。
これで作ったサンドウィッチは赤ワイン煮の栗とコンサントレ風味のゴボウ、というのと
もうひとつはエリンギと銀杏のソテー、レンコンのグリル、バルサミコレーズン。
こうして書きながらもため息がでてしまいます。

コムシノワの西川シェフ・・・料理を知るアーティスティックなパン職人でした。
この講習会は記事にしようと思います。

来週は大阪です。