フェリチタ@青山


その店に行くことになった時、イタリアンの沈さんの「至福の極上レストラン案内」の記事リストランテだとわかって、楽しみだった。
今日はアンデルセンのKさんとその店、青山のフェリチタでお昼。

甘い果物のようなトマト、モツァレラ、ホワイトアスパラガス、鴨、鱒、茄子のペーストなど、すこしずつの前菜、レンズ豆とエビのリゾット、ポルチーニと大麦と挽肉のラビオリ、それからデザートまで、どれもこれもが素晴しく、楽しい食事になった。

バジルとトマトとオリーブの3色の生地を型で焼いて厚めに切ったパンは、ちぎる個所によってほんの少し香りの違いが楽しめたし、パンじたい美味しかった。
こういうのが出されるのは珍しい。

リゾットはほどよく美味しい固さ。
自分でもこんなふうなのを作ることができたなら!
デザートの苺のセミフレッドは雪みたいで大好きだった。

今日も2月の陽気が嘘のような、寒い雨模様の日。
冬服最後の日にならないかな?

わたしは雨女だけれど、寒い日には雪になることもある。
カレッタ汐留のアンデルセンファブリックでKさんと初めてお会いした日は、東京にしては珍しい大雪だったことを懐かしく思い出した。

その後、もうすぐ改装で数年閉店する紀ノ国屋でチーズなどを買って帰る。
青山の紀ノ国屋名物のスローモーなエレベーターも乗り納め、とすこし感傷に浸る。
長い改装なので、外苑前の方に仮設店舗ができているそう。

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