素敵な女性たち

ここのところ、パンの仕事に携わる女性に
お話をうかがうことが多い。

 

Aさんはいまお勤めの有名店を辞めて
もうすぐアメリカに留学する。
以前から興味のあったパンにあわせる惣菜など
わたしが書くところの+something goodの分野を
深めたいという。

 

Bさんは学校でパンを教えている。
学生のようなかわいらしさを持つ先生。
本当はパン職人になりたかったのだけれど
といいながら、今後もパンづくりを教える分野での
さまざまな活躍の可能性を持っている。

 

Cさんは地方で、すでにある形や手段にこだわらず
石窯と、地元の豊かな作物をつかって
「手間をかけた本当の食べ物を伝える」
というライフワークをコツコツと進めている。

 

Dさんは学生時代からパンが大好きで
リテイルや大手での商品企画など
さまざまな角度からパンにアプローチしてきた。
この秋からパンとのまた新しい一歩を踏み出す。

 

結婚、出産、子育て、介護。
大切なひとの人生をサポートしながらも
自分の好きな仕事を愉しむ、女性たちの姿。

この1週間、そんな話を聞くことがかさなり、
わたしは感動し続けている。