2006-01-01から1年間の記事一覧
今月のカフェ・スイーツ誌パン屋さんのニューオープンの特集ページに3軒も、建築に携わらせていただいた店が掲載されていた。●ブーランジェリーイチ●ぶーるぶーる●パナデリアシエスタおいしいパンのための箱。おいしいパンがつくられて販売される空間。パン…
打合わせの帰りに渋谷の東急FOOD SHOWでパンを買う。数件のパン屋さんがあるが、プライヴェートで買うときは、アンデルセンのプレーンなパンが好き。写真はイタリアの田舎パン、という名前のパン。そろそろ夏野菜をのせたくなるシーズン。今日のピックアップ…
先週からチーズの勉強会に参加している。7月末に控えたチーズプロフェッショナル協会の資格認定試験を受ける人たちのためのもので、わたしは受験しないが、取材でもなく純粋な興味でCPAの教本を購入し、参加することにした。きょう、面白いなぁと思ったのは…
カリカリと焼いた全粒粉のパンはふんわりした生クリームやチーズとフレッシュな果物とあわせる。*感想メッセージをいただいています。どうもありがとうございます。◇micaさんきょうの写真はZELKOWAの胚芽パンです。いつも読んでくださっているとお聞きできて…
昨晩はパン文化研究者、舟田詠子さんの講演で、上智大学ソフィアンズクラブへ。今回のテーマはフィールドワーク。昭和40年代、子供のためにパンをこねていた舟田先生はふと「女性はいつからこんなふうにしてパンを焼いているのだろう?」と思い、文献をあた…
宮崎で、宮古島のパッションフルーツや島バナナなどをつかったパンをつくっていますとヤマサキシェフから画像とメッセージが届いた。パッションフルーツの酸っぱさ、粒粒感をわたしは、洋菓子でしか味わったことがないけれどヤマサキシェフのパンだもの。そ…
感想メッセージをたくさんいただいています。どうもありがとうございます。◇Dokanさん近所を探索し桜並木にあったパン屋さんブーランジュリーオーヴェルニュ。思わずヤッターって思い、バケットといくつかのパンを買って帰りました。で〜ココに掲載されてて…
ペルティエやユーハイムでパンを焼いてきた彼女だからBoulangerie Copainでも金時豆のパンを焼く。でもその豆は彼女が炊いたやさしい味になる。
先週オープンしたBoulangerie Copainを取材。わたしが追い続けているバゲットの先端がここにもある。店が変わっても、つくる人が変わっても、時代が変わっても、受け継がれていくスピリット。長時間発酵のバゲット。また『おいしいパン屋さんのつくりかた』…
日本経済新聞社の取材を受けていると唐突にムッシュイワンが話題に上ったのでおどろいた。きのう、ゼルコバの帰りに立ち寄ったばかりだったので。ムッシュイワンは若葉ケヤキモールというショッピングセンターの中にあるおいしいパン屋さん。「おいしいパン…
窯焼きパン工房ゼルコバのことを書いたのは3年前だった。「四季を通して裏の畑と会話しながら」ゆたかなパンを焼くことができるのは、農業を営んでいればこそ。2年前にリニューアルがあって、溶岩をつかった石窯を導入したことで、パンがたくさん焼けるよう…
ブーランジュリーオーヴェルニュで朝はやくから焼きあがってくるのはその名も「朝」、「午前中」という意味のル・マタン。ふわふわの白焼きのル・マタンにはクレームシャンティーとブルーベリーなど、合わせてみたい。今日のピックアップ: 新しい記事をUPし…
またひとつ、ちいさな、おいしいパン屋さんがOPENしました。気泡のうつくしいバゲットやみずみずしいドライフルーツのパン野菜や豆を使ったパンもっちりとしたベーグルにほろほろのスコーンなどなどそうそう、あの贅沢なパン・ド・ミともちろん普通のパン・…
パンのおいしいところについて書いたことに、共感のメッセージをいただきました。皆さん、どうもありがとう。そのなかで、Urchinさん、fujiさんから端っこも!といわれてそうだった、と思い出したので追加します。パンのおいしいところの追加。パンの端。ミ…
昨日の、パンのおいしいところの続きクッキーでできたコートの裾あるいは、帽子のつばのところ。*たくさんの感想メッセージをいただいています。いつも楽しみにしてくださって、どうもありがとうございます。わたしも、大変楽しみに読ませていただいています…
バゲットのしっぽベーグルのへそ食パンの山と山の間ではがれる生地の襞シナモンロールのうずまきの芯のところでも、そこだけ食べてはいけません。
ここ二日ほどほとんど何も食べられなくなってしまったマフィンはそれでも静かにやさしく生きている。食欲があるとき、ものを食べるということがこんなにもしあわせな行為だったかとあらためて気づかされた。心配で弱っているしょうもない飼い主のために「た…
あまりに美味しそうだったので買ってきた無花果と一緒にお皿にのせたのはパン・ド・ミ。無花果よりすこしだけ大きいパン・ド・ミです。パン・ド・ミは、ミ、すなわち中身を愉しむパンだけれども、このサイズなら数枚いただくのでクラストもじゅうぶんに味わ…
この日記のテーマのひとつはおいしいパンのあるしあわせな日常。最近出合った本にもそれを見つけました。『フランス バゲットのある風景』わたしはフランスに暮らしたことはないけれど夜のバゲットは働き者で朝のバゲットはダレダレだというそういう話に、共…
新しい記事をUPしました。チーズとジャムとパンを5〜6種類ずつ。おいしい組み合わせを見つけるミニパーティです。チーズとジャムとパンの組み合わせには無限大の楽しみがあるようです。今日のピックアップ: いがらしろみさんに学ぶジャムのあるおいしい食卓3
昨日のセミナーで、揚げないドーナツが紹介された。ドーナツの穴のところにヴァニラシュガーをまぶすのを見ていたら、子供のころのことを思い出した。わたしと妹は、ドーナツに砂糖をまぶす係だった。以前、書いたかもしれない。いまも、お母さんたちはこど…
アメリカ料理学院(CIA)講師のロバートジョリン氏のセミナーに出席。いまベーグルより人気が出てきているというイングリッシュマフィンや、注目の材料、豆乳を使ったフィグのマフィンなど魅力的な(とここまで書いて、わたしの頭の中はやっぱりマフィンでい…
犬のためのクッキーを焼くのに骨型の抜き型を使ったりしてこれはわたしの自己満足だなぁと思って笑ってしまった。こういう遊びはつくるひとの楽しみ。
食卓パンの店、ロコパンの小谷さんからある日、写真が送られてきた。「マフィンちゃんの具合どうですか?私は何もお力になれないのですが、入院したと聞いた日から回復を祈ってマフィンちゃんのパンを毎日一匹作るようになりました」笑って、泣いてそしてや…
ブリオッシュにマスカルポーネ。あとは好きなジャムをのせるだけ。初夏のさわやかな柑橘うんとスウィートなベリー、たまご色とリッチなクリームホワイトに色をのせる楽しみ。いちごジャムをのせたら、ちょっとしたショートケーキよりおいしいこともある。ケ…
食楽7月号の別冊付録、こだわりライブラリーで「東京ベーカリーガイド2006」に協力しました。40代男性がメインターゲットの雑誌なので一味違うガイドブックになっていると思います。男のひとにぜひ、行ってほしいブーランジェリー イチが時期的に間に合わな…
先日の、ロミ・ユニ コンフィチュールのいがらしろみさんのジャム作りの記事を書きました。内容がもりだくさんだったので、連載にします。今日のピックアップ: まずは、3種類のジャムのお話から
新宿でショウルームを巡った帰りにパークハイアットのペストリーブティックに立寄る。デリはNY風なサンドウィッチがいつも魅力的だけれど何か買って帰りたい時は、デリよりもこちら。今日は、無花果のパイがとても美しかったので買い物は迷うことなく済んで…
気候がよくなってくると、キリっとした白ワインがのみたくなる。こういうとき、白ワイン、としか書けないのは数年前から変わっていないけれどこんなときこういう取り合わせで味わいたいと思い浮かべる仮想領域はずいぶん広がった。最近見つけたおいしい取り…
葛飾のオーベルニュを取材。オーベルニュの井上さんには昔、セミナーで出会いました。カラメルレーズンを紹介されていたときに。今日はその、おいしいカラメルレーズンに再会しました。
昨日のおみやげ。今朝の楽しみ。パンをパレットにして、ジャムの色を塗る。こどもに返る。スコーンは、ロミ・ユニ コンフィチュールでジャム作りを休む「粉の日」に作る人気商品なのだそうです。
クラブ ド サントノーレの第二回セミナーが開催されました。今回の講師はロミ・ユニ コンフィチュールのいがらしろみさん。デモンストレーションがあった3種のジャムのうち、はちみつとレモンのマーマレード、アベイユが非常に気に入りました。普段から、マ…
雑菌の繁殖を抑える効果の高いパン種の乳酸菌と酵母を利用して開発されたという発酵ぬかどこに、毎日なにかしら漬けています。考えてみたら、記念すべき人生初のぬかどこです。大切にしなくては。発酵ぬかどこは埼玉県産業技術総合センター北部研究所と愛工…
ちかくにワイン屋さんを発見してからというもの、ときどきふらりと立ち寄る。ラベルやコメントを眺めて、香りや味わいをなにかにたとえたその言葉から中身を想像して過ごすのがたのしい。それは、古本屋さんに寄り道するのとすこし似ているかもしれない。
先日の「池田学校」でデモンストレーションがあったいくつかのピザのうち、香り高く、一番気に入ったのがラディッキョとオレンジのピザ。ラディッキョとはトレビスのことで、ほろにが加減が好きな野菜のひとつです。香りと色彩が心愉しく生きていく元気をく…
全国のドンクで新発売された「パン・ド・ママン」は、ママのやさしさを表現しているそうだ。しっとりときめ細かい生地の延長にミミがそっと存在している。こころもからだもくたびれてしまった日には、こんなパンのふとんでねむりたい、と思うことがある。昔…
愛工舎で開催された池田裕之氏のカフェ向けメニュー提案セミナーへ。池田さんはオーバカナルの立ち上げをしたシェフ。ムーミンベーカリー&カフェなどのプロデュースを始め、コンサルティングをされています。セミナーではフォカッチャ、チャバタなどイタリ…
バゲットコンクールの記事をUPしました。おいしさ、外観、内相にポイントをおいて審査されたたくさんのバゲットたち。シンプルだからこそ、職人技が生き、それが個性ともなるパン。皆さんは、どんなバゲットをおいしいと思われますか。今日のピックアップ: …
最近いただいたメッセージへのお返事ができずにいますがすべての方に感謝の気持ちです。いつも読んでくださって、ありがとう。時々いただくおいしい情報も、楽しみにしています。元気がでるような言葉には励まされています。しっかりしなくてはと思います。…
4月に船橋にOPENしたばかりのIKEA。スウェーデンのデザイン家具の巨大マーケット。家具が安いのはもちろん、電球や金具などのパーツは種類がいろいろあるのがよかった。そしてシンプルなグラスやカップ類。こういうお店が日本にもほしいと思っていました。ひ…
オーチャードホールに義父とバレエ”ジゼル”を観に行きました。第二幕、シュバルツバルトの森の精霊たちの重力を感じさせない踊りの、それこそまさに、この世のものとは思えない美しさ。そして、50年以上も踊り続けておられる松山バレエ団の森下洋子さんの可…
毎日、犬の点滴のために病院に通っている。時々、天を仰ぐような気持ちになるけれど小さいけれど確かな幸せはいくつもある。たとえばこんなパン。ちょっとニッとしてしまうでしょう?これはブリオッシュ生地をラスクのように焼いてある。もうすぐOPENのパン…
二子のPAULで先日、リーンな生地の小型の食パンととうもろこしの編みパンに出合った。軽いけれどこしのある食感が気に入っている最近の朝食パンたち。
Time is money時間はとても大切。ある仕事のためにあけておいた時間を反故にされてしまった。その状況をのみこむのに時間がかかった。きっと、仕方なかったのだと理解しよう。彼らの仕事はそれこそTime is money,常に高速で進んでいくのだから。アミカルの会…
もう20年くらい昔、背伸びしてデートした代官山の小さなフレンチのお店のカウンターで「アン パン」という言葉が飛び交うのを聞いてくすくす笑ってしまったことがありました。それを思い出したのが今回のpanholicの表紙。まじめにun painではなくてanpanと書…
ドンク丸の内店で「チーズで巡るフランスの旅」に出席。今晩はロワール地方で、フェルミエの本間るみ子さんのお話と、ドンクの岡田さんと菊谷さんによるパンの紹介がありました。最近こういうお席を時々ご一緒するのがパナデリアの三宅さん。とてもグルメで…
軽く焼いたバゲットの薄切りにバナナとクリームチーズとヴァニラ入りアプリコットジャムをサンド。朝のお弁当の一品。*バゲットコンクールの写真を整理していたらちょっとうれしいことがありました。審査直前、次々並べられていくバゲットのなかでなんとなく…
昨日書いたパン・シュープリーズのほかにもうひとつ、パーティを盛り上げるパンがありました。それは、長い長いカスクルート。どのようにして焼くのでしょうか。トンネルオーブン?カットしてサーヴされていたのはフランス食材会社、デドゥーのリュックさん…
ビゴさんの店のパン・シュープリーズはフランス国旗色のリボンのついた帽子のようなふたを取るとくりぬかれたパンの中身でつくったサンドウィッチが詰めてあります。先日のカクテルパーティではビゴさんにすすめられるままにおいしいおいしいといくつもいた…
女性のためのセミナー、男性のためのパン特集など世の中では最近、なんとなく再び、性別が意識される時代が来ているような。若い女性やファミリーを意識したパン屋さんは数あれど「大人の男性」を意識したパン屋さんはそうそうなかったかもしれない、とわた…